
はな
@hana-hitsuji05
2025年9月12日

さみしくてごめん
永井玲衣
まだ読んでる
図書館本
図書館で借りた
先週は初めてコロナに感染して色々あって人生で初めて1週間仕事を休んだ。
薬が効いている時と回復期はパラダイスで、眠りたい時に眠って本を読んで読んで、その静かな時間で何かとてつもなくこびりついたものを治癒している気持ちになった。
いつもなら数日分まとめて書いていた日記を毎日忘れずに書けた。
だからこの本の前半部分が特に読んでいて楽しかった。
中盤からショートエッセイが続き、ああ〜全部日記でも良かったのに〜なんて思ったけれど、第4章から特に目が離せなくなってきている。
「怒り」について、私もこの感情には「期待」が絡んでいるような気がする。
でも突き詰めると憤りの成分が濃い。
憤りって、知りたい気持ちともつながっている。解明したいのに出来ない苦しみというか。
「枕辺の足」でハンセン病の人に思いを馳せたあと、スキップして次の次の章で「幸せとは何か」にリンクしていく。
火曜日に飼っていた犬が死んで、死と幸せについてちょうどどっしりと考え続けていた。
1週間前の私のところにワープして「犬が死ぬまでカウントダウンが始まってるんだよ、気づけよ」と言いたい。
「やさしさと親切」の違いについて、人の示してくるやさしさが時々気持ち悪いなと思うことがある。
大抵やさしさを振り撒くことが習慣になっていて、それは他者へ差し出されたものというよりも、周囲からいつのまにか求められている男性像女性像としての見本みたいなやさしさを提供することで反射的にそうする自分を承認してほしいような願望が奥に透けて見えてしまう時。
褒められたりいい人とか素敵とか思われたりしようとしなくていいから、誰も見てない時の自分みたいでいていいからと相手を通して自分にも思っている。
この本を読むと、頭に浮かんでくる様々な「ある事」について問い続けても良いのだなと感じられたのが収穫だった。
心の距離がそんなに近くない人に「考えすぎ」と言われると腹が立つし、警戒してしまう。
自分が考えていることをどこまで誰に話せるだろうかとまた考えてしまう。
考え続けないことなんて出来るものなのかな。














きん
@paraboots
はなさん、お大事になさってくださいね。
この本、僕も読んでみたいと思っていました。
人の善意って、難しいですよね。
傲慢さ、みたいなものが介在していないかといえば、それは嘘なのかもしれないし、だからと言って全てを疑り深く考えるばかりだと疲弊することも多かったりします。ぼくの場合ですが。
きっと背景的に関係性に依存するところも大きいのかなぁとか、最近は思ったりもします。


はな
@hana-hitsuji05
きんさん
39℃後半続いてその後気管支炎にバトンタッチしてしまいめっちゃきつかったです😇
でもここ数年で1番本が読めました。
やさしさの中に何か混じってるとすぐわかってしまうから、全てのやさしさを疑ってるわけじゃないけど、あ、これは偽物やなと気づいてしまうだけな感じです。
人間と沢山関わる仕事なので、変に研ぎ澄まされてしまってすごく疲れるから、犬とテレパシーで会話してると楽でした🫶


yo_yohei
@yo_yohei
自身が感じる感情について哲学していく本なのでしょうか?この著者がやっているポッドキャスト「夜ふかしの読み明かし」「ペーパードライブ」が好きなので、気になっている本です。
