食べ易い・分かり易いスナック本。スナック本は口溶けが良いので食べるのに歯は要らないし、消化するものは無いので胃も要らない、口に放り込めば良い。飽食の大量消費時代、あらゆる種類の膨大な量のスナック本が次々に提供される。もはや、噛みごたえのあるものを食べようにも咀嚼力がない、飲み込もうとしても喉につかえる、やっと飲み込んでも胃が拒絶反応して吐き戻す。そして、分かり易くて安心できるスナック本にほっとする。かくて、スナック本への依存度は高まっていく。 善意で始めたことが、必ずしも良い結果をもたらさないのは何故かしら？ そんなことは考えなくても良いのかな、どうかな。

覚悟の足りない観念小説もどき。 こんな職場はないし、こんな人たちもいない。これを文学と称賛する人たちがいて、これを売るシステムがある。 SSが台頭するこの国の言語情況に未来はあるかしら。

日本語への愛が溢れてます。 もの書きは何を削ってものを書いているのでしょう。

時代の匂いがそこはかとなく漂い、趣がよろしなぁ。

頭の悪い田舎の男子高校生が何かを読んで、オレだって決め文句くらい作れラァと無い知恵絞って書きました。トランプの国ではこれくらい分かり易くないと売れないッス。

ジャズ・ブルースが少し入った、切れの良いポップロックか。

「よろしい。 なかなかよろしい。」

何故か 泣いてしまう。 この人の作品は どれも美しい。

プーティーウィッ？

きれいな手で言葉をもてあそんでいる今時の物書きには想像もできない結晶化した言葉の打刻。 黒曜石。

カラス、かわいい。 生まれた時は皆 指環を持っているのに・・・。

見るだけでも楽しい。 実物に出会えたら もっと楽しい。

15〜16才でこんな本を読むと後が大変。 大概のお話がつまらなく見える。

リュウ・アーチャーシリーズは同じパターンだが読み応えがあります。 造形でしょうか。

楽しいッス。 食い物、うまそう・・。