
セロリ
@celery_061iz
- 2025年8月17日汝、星のごとく凪良ゆう読み終わった現代で言う「親ガチャ」に囚われた2人の生き方が描かれた1冊。どれだけ酷い親でも血は切れないことへのやるせなさ。自分が1番欲しいものを手に入れるには、何かを捨てるしかない。その1歩が踏み出せない2人から、自由とは何かを考えさせられる。櫂が漫画を書く時に、自分の現実かのようなシーンを書くことを嫌がり、曖昧に避けた結果担当者から何度も詰めを食らったように、まるで2人は「毒親を捨てない自分」に縋り続けることで、大切な問題から目を逸らしているようにも感じた。だが、それはまともな親なら起こりすらしなかった問題なのも事実で、彼らほどの苦労をしなかったからこそ思えることなのかもしれない。
- 2025年8月7日カラフル森絵都読み終わった予想通りならこの展開だけど、どんな展開で裏切られるんだろうと思っていたら、普通に誰もが予想する展開。兄がヤンキー理論でいい人になるところは刺さる人には刺さるかも。評価されすぎ感はある。
- 2025年8月6日また、同じ夢を見ていた住野よる読み終わった買った自分を特別だと思うことと、人を見下すことは全く違う。謝ることも、自分を蔑ろにすることも全ては自分次第。故に、人生とは全て、希望に輝く今の自分のもの。登場人物それぞれの後悔は別々のようで、1つに繋がるものだった。主人公がこの先どのルートを辿るのかはわからないけど、少なくとも大切な絵を貰うまではおばあちゃんも同じ人生を歩んでいるところまで描かれているのが良かった。すごく好きな作品だった。
- 2025年8月5日か「」く「」し「」ご「」と「住野よる読み終わった少しのSF要素がありつつも、リアルな人間味を感じられ、なおかつ青春を感じる。人の心が見えようが見えまいが、大切な本質は変わらないことを教えてくれる作品だった。誰かに手紙を書きたくなった。
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