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@eukaryote
本を読む生活に戻りたい
- 2026年4月1日
ジャック・ラカン松本卓也読み終わった見通しがいいようでやっぱり難解。 しかもフロイトがよい治療者なのかと言うと、どうにも彼の治療とは関係ない所で治癒していっているようでもある。 彼の分析を実際の症例は裏切るようでもある。 それでも、やっぱり卓越した分析家だったのかもしれない。いや、ラカンがより精緻に理論化したのか。しかしラカンはラカンで混乱があり。 それでも、ある人生を生きた強烈な症例たちは面白い。(それでいいのか?) - 2026年3月18日
ジャック・ラカン松本卓也読んでる松本は賢く議論を整理できる人だという印象。フロイトの五大症例を読むラカンを通じて理解するラカン、的な本 エディプスコンプレックス(症例ハンス)はさすがに味がしない 症例ドラは面白い でも、ラカンで面白いのは対象aとか法とか想像界とかのタームだとは思う(ので粛々と読み進める) - 2026年3月1日
- 2026年2月26日
意識はいつ生まれるのかジュリオ・トノーニ,マルチェッロ・マッスィミーニ,花本知子読み終わった脳波の波形の複雑性があることが、意識の有無の判定に使える(植物状態と閉じ込め症候群の判別に有効に使える)という科学的発見と、 「ニューロンの結合の複雑性」の理念的な数値モデルをつなぎ、 意識の存在の必要条件としてそれを提示している が、自分の知りたかったのはもう少し高次の話題であった。でも数理モデルは素敵ではある - 2026年1月3日
セカンド・チャンスアダム・フィリップス,スティーブン・グリーンブラット,河合祥一郎読み終わったポストトラウマな状況からポスト-ポストトラウマへ、というのが私の理解する「セカンド・チャンス」であった。 フロイトによれば人間は幼少期に、自分と不可分であったはずの母を喪失する。そのトラウマからの恢復を著者は「セカンドチャンス」と読み替え、精神分析(の必要な状態からの治癒)の過程を同様に読み解いて行く。 前半では、シェイクスピアの劇の読解がなされる。悲劇はセカンドチャンスの獲得の失敗として、喜劇は成功として読み解かれる。喜劇の冒頭にはトラウマがある、として。 ざっくり言うとこんな感じの話なのだろうけど、全ての概念がセカンドチャンスという語に接続されてしまうので話の理解が難しく、訳者も書くようによく整理されてるともいい難い。 しかし、精神分析をシェイクスピアの人生劇に接続した効果として、「やり直しの人生」、人生の苦悩への処方箋になっている。 この本を読むこと自体が治療的ですらあると思う。 しかし何しろ込み入っているので、もう一度読まないと……(理解の難しい事態として本が頭の中に留まることを、著者フィリップスが企図しているのかもしれない。その効果について後書きで示唆されている。そして読者それぞれの読解が生まれることを期待しているのかもしれない) - 2025年12月31日
- 2025年12月31日
- 2025年12月31日
折口信夫古典詩歌論集藤井貞和読んでるとりあえず頭から読む すごく読みたい訳でもないが読んどくべきかという気持ち 万葉はろくに知らないので新鮮 長歌を行き当たりばったりな作り方と言い切っていて、なるほど納得 高市黒人は初知り たしかに叙情がよい。よいと折口のことも信頼したくなる
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