調香師という仕事から香りが出来るまでや、香りが登場する小説の紹介まで幅広く。「香りが好き」という人は一読の価値あり！

めっちゃ面白くていい小説だった…久々に誰かにおすすめしたいと思った。

視覚障害者の一日。絵本。初版が1993年なので現在とは違う部分もあるだろうと思うけど、昔から困難を抱えている人はいるのだということを知るのにはいい本。

プロの声優さん13人へのインタビュー。「声優になりたい人へ一言」が全員に投げられるんだけど、何人か「やめたほうがいい」と答えていて笑ってしまった。

タイトルのテーマ(あと15秒で死ぬ)が4つ収められた短編集。『不眠症』が好きだったな。

デスゲームもの。バトロワを意識してる…というか、リスペクトしてるのが伝わる。本家バトロワほどの読みごたえはないけど、あの鈍器っぷりを削ぎ落とした感じなので言い換えれば読みやすくはある。

ミステリー感のない始まり方でしたが、ミステリーでした。白夜行を読んでいる気分に近かったな。

前作と比べると、起きる現象はオカルトに寄ってます。そういう作品集として刊行される予定だったのかな。湯川の頭脳と草薙の足で解決していきます。

実際に買い取ったり寄贈されたりした手帳の紹介もあるけどそれはほんのごく一部で、主に書かれていることは手帳類そのものについての著者の解釈、研究。「私的」がゲシュタルト崩壊。

ショート・ショート集。「ナイフィ」がホラーな感じで好みでした。

展開が急すぎるし、キャラクターの魅力が見えてこないしで、正直一冊の小説としての完成度は低いです。何より、「ぴぷる」というキャラクターの名前がタイトルにあるのにぴぷる自体の登場が少ないのが残念です。

誰が何を好きでいたってよい、という話。CLAMP作品を読んでいるような気分でした。

簡潔に的確に書かれているので薄さのわりに内容が濃いです。反発を覚える箇所もあるけど(それってあなたの感想ですよね？と思っちゃったり)、それぐらい読者に媚びない書き方をしています。

とてもライトに読める犯罪小説。箸休めとして読むなら丁度いいのかな。

何故ネット友人がこれをおすすめしてきたのか読んでる最中ずっと謎だったんですけど、納得しました。ネタバレ無し感想難しい…。

知人から貸してもらった小説。仕事の中の不思議体験が描かれる。「バスのアナウンスのしごと」が一番好きだなぁ。

幸せはその時その時の自分が考えて決めるもの、というメッセージを受け取りました。小説の中でも幸せとは何か？の答えがいくつか出てくるけど、この本から自分の幸せの答えを見つけるのは違うのかも(あくまでもヒント程度)。 物語の仕組みには読者目線では早々に気づけるようにはできているけど、ファンタジー過ぎて合わない人はいるかもしれないと思いました。

このミス受賞作は自分には合わない率が高いのですが、こちらの作品は満足度高かったです。ミステリーというよりは人間ドラマ寄りですね。

知人からのおすすめ本。シリーズものらしいけど、この1作目だけでも満足度が高いです。それぐらい話の収束のさせ方が上手かった。文体に癖があるので好みは分かれるかも。