

ラルボー書房
@larbaud_shobo
英語・フランス語で書かれた文学の翻訳紹介を行う個人出版社です。Amazon Kindleでの電子出版のほか、神保町Solida等で紙版書籍も販売中。ユーモラスな作品が大好物。
「5分文庫」は、主に19世紀から20世紀初頭の海外文学を訳出したものです。もともと短いエッセイ作品や短編小説の全文を新訳しています。巻数や順序は気にせず、気になったものから手に取っていただければ幸いです。
- 2026年7月7日
麻酔 5分文庫アルフォンス・アレー,蜷川豊出版社より南仏トゥールーズ出身の美男の歯医者と、階上に住む若く美しい人妻、そして、ぱっとしない嫉妬深い夫。同じアパルトマンに住む三人の思惑がほんのちょっとだけ渦巻く、アルフォンス・アレーらしさに溢れた超短編。本邦初訳(たぶん)。 5分文庫シリーズ、第72巻。12日(日)まで無料取得できます。この機会にぜひ。 - 2026年7月2日
完璧な試合 5分文庫G・K・チェスタトン出版社よりクロッケーが下手でも、いや、下手だからこそ、競技そのものを愛していると言えるのだ。逆説の哲学か、それともただの屁理屈か。ある夏の夕べ、薄暗い庭で繰り広げられた試合と哲学論争を軽妙に描いた、じつにチェスタトン(Gilbert Keith Chesterton, 1874-1936)らしいエッセイ。本邦初訳(たぶん)。 5分文庫シリーズ、第71巻。 - 2026年6月22日
気難しい年寄り 5分文庫ロバート・リンド出版社より老いることの悲劇について書かれた文章は数多いが、四十八歳の誕生日を迎えたロバート・リンド(Robert Lynd, 1879-1949)は、悲劇的な気分など微塵も感じてはいなかった。かつての自分の成れの果てを自称しつつ、老いによる小さな喪失を笑い飛ばしながら、生きることの意味を軽やかに問いなおした珠玉のエッセイ。本邦初訳(たぶん)。 5分文庫シリーズ、第70巻。 - 2026年6月15日
手品師の逆襲 5分文庫スティーヴン・リーコック出版社より手品師の舞台に、飲みこみの早い男のヒソヒソ声が水を差す。「袖に仕込んでたんだ」。追いつめられた手品師がとった最後の手段とは? カナダが誇るユーモア作家、スティーヴン・リーコック(Stephen Leacock, 1869-1944)による超短編。 5分文庫シリーズ、第69巻。 - 2026年6月8日
借りものの羽根 5分文庫W・W・ジェイコブズ,蜷川豊出版社よりテムズ川を行き来する貿易船サラ・ジェーン号。その船長が、二日前に行方をくらました。船長の座を狙う航海士、その航海士の座を狙う熟練水夫は色めき立つが、だれからも相手にされない少年水夫トミーのポケットには、一通の手紙が隠されていた。じつはユーモア作家として世に出たW・W・ジェイコブズによる、傑作ユーモア短編。本邦初訳(たぶん)。 - 2026年5月26日
投票が多すぎる 5分文庫ロバート・リンド出版社より数日後には重要な選挙が控えているというが、それが区議会選挙なのか州議会選挙なのかすらわからない。選挙に関心を持てるようにするには、いったいどうすればいいのか? 稀代のエッセイスト、ロバート・リンドによる過激な改革案。本邦初訳(たぶん)。 5分文庫シリーズ、第67巻。 - 2026年5月21日
ホップ摘み日記 25分文庫ジョージ・オーウェル出版社より新シリーズ「25分文庫」の第1巻です。28歳のある青年が、社会のどん底を身をもって体験すべく、みずから浮浪者に身をやつした際の日記。青年は2年後の1933年に、先行したパリやロンドンでの極貧生活・放浪体験をまとめた『パリ・ロンドン放浪記』で作家デビュー。そのときからジョージ・オーウェルを名乗るようになりましたが、この「ホップ摘み日記」に記された経験の多くは、デビュー作には含まれていませんでした。 オーウェルの死後の1968年、この「ホップ摘み日記」の複写原稿が発見されました。生前の友人が、30年以上にわたって大切に保管していたのです。その内容は「『パリ・ロンドン放浪記』の知られざる後日譚」とでも呼ぶべきものですが、もちろん本作単体でも大いに楽しめます。 読んでみて気に入ってくれた方は、話題にしてくれると嬉しいです! - 2026年5月18日
本 vs 煙草 5分文庫ジョージ・オーウェル出版社より『1984年』や『動物農場』で知られるジョージ・オーウェルが、本と煙草、どちらが高くつくのかという意外な比較から、書物の価値をユーモラスに問いなおす掌篇エッセイです。読書の喜びを再認識させてくれる、隠れた傑作。 すでに60作品以上を数える「5分文庫」シリーズの記念すべき第1作。スマホで5分、ぜひ体験してみてください。
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