虚実書店マボロシ
@maboroshi
- 2025年6月26日ニシノユキヒコの恋と冒険川上弘美再読中最初に読んだ時は楽しく読めたけど、今読むと人物の心境にいちいち胸が締め付けられる。 歳のせいかビールのせいか。 みないふりをしていたところをザクザクと掘り返しにくる。
- 2025年6月26日蝶々と戦車・何を見ても何かを思いだすアーネスト・ヘミングウェイ読み始めたちょっと確認するつもりが止まらず。 「ある渡航」 今読むとなかなかシビアな。物騒な時代だけでは済まない厳しさに呆然とする。けど、ニュース見るとあながち昔のことでも無いんだろうな。こんな世界がどこかにあって、こことは離れているけど、繋がっていたりする。ある船乗りの日常的な視点という距離感が面白い。
- 2025年6月15日
- 2025年6月12日対岸の彼女 (文春文庫)角田光代読み終わった対岸で見合う彼女たち。終始心がザラザラとして辛いけど読んでしまう。読んでるだけでこんなに辛いのに書いてる方はどんななんだろう。これを書かなけれないけない心境を思うと凄いなとため息が出る。 個人と周囲の軋轢が平坦な言葉で淡々と埋め尽くされていく感じ。 読んでいて辛く無い部分が無い。どのシーンでも誰にでも共感してしまう。けれど、これはそういう歳になったのかなとも思う。もっと若かったら感想も随分違ったんじゃないか。 それにしても人生って生きづらい。いい年になって諦めもついたけど、やっぱりいろいろ思い通りに行かなくてぐちゃぐちゃとした心境なのは変わらないかも。そう考えると対岸の彼女どうよう救いはないな。 それでも生きていくんだよ。ということでしかなくなっているんだろうな。鈍くなるけど、辛いくないわけじゃない。辛い気持ちの手放し方がわかってくるというような。 楽しくなる部分はほとんど無いけど、それでも面白く一気に読んだ。
- 2025年5月31日製造人間は頭が固いサマミヤアカザ,上遠野浩平読み終わったアンドロイドとか改造人間の話かと思ったら、それを作る人の方ほ話だった。 こういうジャンルは 読み慣れてないけど、刃牙とか文豪ストレイドックスみたいに次から次へといろんなすごいやつが出てきて面白い。 近代的なショッカーみたいな感じも良かった。 本編があるらしい。ちょっと気になる。この続きがわかったりするのかな? 作品世界はどの文章も個性的で良かった。戦いのようなものが価値観や世界観をすり合わせる話し合い主軸なのもの面白い。
- 2025年5月31日バルタザールの遍歴佐藤亜紀読み終わった話題の佐藤亜紀さんを読みたくて。 お話は1900年代初頭のハプスブルグ家末裔貴族のボヘミアン顛末か。 こんな題材を選んだことがまず驚き。こういうマニアなんだと思う。これでデビュー作というのが驚き。 作品は面白いけどちょっと冗長。当時の暮らしぶりが細かく描写されていて面白い。奴が現れてからは急展開で引き込まれる。 語り手は二人いるがどっちがどっちだたかはわからなかった。わかったらもっと面白かったんじゃないかと思う。
- 2025年3月8日コンビニ人間村田沙耶香買った
- 2025年3月8日ベルカ、吠えないのか?古川日出男読み終わった
- 2025年3月8日ベルカ、吠えないのか?古川日出男
- 2025年3月6日コンビニ人間村田沙耶香
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