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さいだー
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@madonosoto
読んで、買って、また積んで。
  • 2025年8月2日
    ザ・ロイヤルファミリー
    主人公・栗須目線で描かれる馬主社長とその家族、競馬界の物語。山王社長の競馬に賭ける熱意、それにただひたむきに社長に仕えるような働きぶりの栗須。この正反対なコンビ!?のやりとりが思わずクスッとさせられたり。大勢の社員を抱える企業の顔と競馬になると己の信条を突き進むような姿勢、競馬はほどほどにと思いながらもどこか後ろで見守るような二人とそれを取り巻くファミリー。長編ながらも情景が浮かび、競馬に興味がなかったが、裏方の事情なども書かれおもしろかった。
  • 2025年7月29日
    信仰
    信仰
    一見他者を思っての「よかれ」が受け手にとっては考えの押し付けに聞こえる場面が生きていてよくある。共通する思考を信仰し、そして布教することで自分は正しい考えであると安心したいのかもしれない。あるいはマジョリティに属する確認行動かもしれない。それが度を過ぎればまさに“カルト”となり有るのだろう。『信仰』を読むことでそんな「よかれ」を痛感した。
  • 2025年7月27日
    カミサマはそういない
    個性的、そして怪奇に富んだストーリーを一冊に詰め込んだ『世にも奇妙な物語』のような短編集。物語の進行にあたり、「〇〇であってほしい」という願いを安易と超えるような、まさに都合のいいカミサマなどこの世に存在しないのだというメッセージがさまざまな時代や世界観に落とし込まれていておもしろかった。
  • 2025年7月23日
    ミーツ・ザ・ワールド
    はじめましての作家さん。 どのキャラクターも個性豊かでそれでいて強烈なんだけど、どこかに繊細さや脆さも感じられ、現代を生きる若者の綺麗事無しの心情がエネルギッシュに描かれていて元気をもらった。
  • 2025年7月22日
    ラブカは静かに弓を持つ
    音楽講師とのやりとりの中で、会話の合間に見え隠れする主人公にしかわからないスパイとしての役割や徐々に揺れ動いていく心の葛藤にハラハラしつつ、音を奏で続けることに妥協のない人間の音楽への向き合い方が物語全体の抑揚となってとても楽しめた。
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