ザ・ロイヤルファミリー

33件の記録
- カワバンガ@tapo11272025年10月6日読み終わった競馬の熱きストーリーを馬主の視点で20年駆け巡る。第一部はワンマン社長とどんどんのめり込んでいくそのマネージャーのもう一歩届かないサクセスストーリーで競馬シーン含めて楽しめた。 全編通して擬似的な「父と息子」の関係性みたいのが張り巡らされている。馬の血統含めて母親みたいな存在が極力消されているのはそれを強調するために意図的になのだろうか? その次世代の第二部はなんかデスノートの後半みたいな感じで何故か熱量が保てなかった。みんなそこそこ成功してるし、もうGⅠ制覇のために無駄な障壁みたいなのが取っ払われるちょっとご都合主義的な展開なんですよね(まあエンタメ小説ってそういうもんだが) けど最後の1ページの演出はアッパレで、読後感は心地良い。 「みどりのマキバオー」という激アツ作品を知っている故か、全然違うんだけど競馬作品という意味ではもうちょいな感覚。恐らく登場人物に心から感情輸入できるようなキャラクター性が無いのが原因なんでしょうね。(やっぱ一部の社長こそが人間過ぎて良かった)
- 「しゃーなしやぞ」@furu-o2025年10月6日読み終わったちょうど凱旋門賞当日に読み終わってベストタイミングでした。 ラストランの描写色々書き込みたいのはわかるんだけど、馬が走ってるただドシンプルな構成にしてくれた方がよかった気がする。 最後のロイヤルファミリーの生涯成績表を見てグッときた。 いつか凱旋門賞を! あと主人公の執事体質?がいちばん謎でした。
- モクドク@akizora60s2025年10月2日そうそう、お知らせです。 10月5日の夜(23時頃)、仏国最高峰G1凱旋門賞が行われます。 世界の競馬に日本馬が通用するようになり、海外G1勝馬も多数誕生していますが、この凱旋門賞はまだ勝てていません。 ところが今回、日本馬の参戦はなんと3頭! 「ロイヤルファミリー」の偉業を現実化してくれるかもしれません。 本を読んだ方は、そんな追体験も味わえますね。
- さいだー@madonosoto2025年8月2日読み終わった借りてきた主人公・栗須目線で描かれる馬主社長とその家族、競馬界の物語。山王社長の競馬に賭ける熱意、それにただひたむきに社長に仕えるような働きぶりの栗須。この正反対なコンビ!?のやりとりが思わずクスッとさせられたり。大勢の社員を抱える企業の顔と競馬になると己の信条を突き進むような姿勢、競馬はほどほどにと思いながらもどこか後ろで見守るような二人とそれを取り巻くファミリー。長編ながらも情景が浮かび、競馬に興味がなかったが、裏方の事情なども書かれおもしろかった。
- みさき@chaki3da42025年5月17日読み終わった夢中であっという間に読んでしまった。 正月に実家近くの本屋さんで買って読めずに寝かしていた本。 競馬に夢中になる気持ちがわかって私も賭けたくなり彼を誘ったが、俺は競馬は絶対やらないと断られた。残念。
- スナメリ@nekohunjyatta2025年3月20日読み終わった友人にいただいた本。 競馬についてでは無くて、それを取り巻く人々の人間模様がメイン。 競馬の前提知識が無くても読めるが、知識があると戦績の意味がわかってより楽しい。