みずは
@mizuha321
好きな作家は遠藤周作。乱読。図書館で目についた本を適当に選んで読んでいます。
- 2026年8月21日
- 2026年8月21日
マルチの子西尾潤読み終わった「認められたい。 自分の好きな自分でいるために。」 自分は他人に認められたいという気持ちも他人から理解されたいという気持ちもほとんどないのだけれど、この本を読んで承認欲求の底のなさを少し理解できた気がした。 どうして自分を理解できない人たちに認められたいと思うの? その人に見せてない面がある以上その理解は不完全でしかなくて、自分の全てを見せる気なんてないのに。 - 2026年8月18日
- 2026年8月7日
チェーン・ポイズン本多孝好読み終わった「毒物なら何だか」「魂まで死ねる気がします」 生きたいという気持ちも死にたくなる気持ちもどっちもふわふわしたもので、そういう曖昧なものに自分は生かされているんだなと。強い気持ちは時に死を選択させることを思うと、曖昧な気持ちを大切に抱きしめたっていい。 - 2026年7月26日
エピローグ円城塔読み終わった恋は愛よりもずっと稀な感情で、恋愛とは他者に自分との1対1の物語を紡ぐ力と言える。 「変化しないものは死んだものだ。」 「人類は、激変の中で何事も変化していないと認識するために膨大なリソースを浪費している不思議な生き物だ。」 「ありそうな状況を片っ端からつぶしていけば、 最後にありえない状況が残り、自分はありえない状態としてしか存在できないという道理ですね。」 - 2026年7月19日
ペンギンのバタフライ中山智幸読み終わった心が軽くなる素敵な連作集。 人は、幸福にも不幸にも準備万端で臨むことはできないものです。 「いま」という奴は、決して我慢強くない。 こちらを振り返ることなく、先へ先へと進んでいくのだから。 - 2026年7月5日
祝福高原英理読み終わった「心を捨てに行くべきところがわかったんだと思う」 「愛は僅かな見誤りが作り出すのだ。」 「世界以上の者は世界を投げ棄てることを躊躇わない」 「わたしは満ち足りているけど、不要なものがひとつある。それは自分の心。」 - 2026年6月22日
そして誰かがいなくなる下村敦史読み終わった - 2026年6月8日
王妃の離婚佐藤賢一いつだって死は美しい。 結婚こそが恋を美しいままに死なせる方法であって、その美しい宝物を守るために結婚にしがみつき、そして、宝物の輝きが失われたと気がついた時離婚を選択する。 自分の恋は美しく死んだままで存在しているだろうか? - 2026年5月25日
闇に香る嘘下村敦史読み終わった - 2026年5月11日
ユートロニカのこちら側小川哲,小川哲(使用不可)SFというよりは思考実験的な内容でした。 「思考という(未来の)幻想によって、記憶という(過去の)現実を汚染してはならない」 『予測の困難さ』は今まさに起こっている大きな問題であろうし、全てを言語化して穴を塞げるというのは到底無理だという事実。 全ての個人情報を開示している都市で、背後霊がいるという幻覚を見るというのがいかにも日本的に思えて仕方がなかった。キリスト教圏で生きてきた人ならもっと違う感じ方があるんじゃないか。 - 2026年4月27日
- 2026年4月15日
アルレッキーノの柩真瀬もと読み終わった - 2026年4月3日
- 2026年3月24日
サクリファイス近藤史恵読み終わったかつて読んだだいぶ昔に読んだけど、結構内容覚えていた。 極上の青春小説でありミステリーでもあるのだけど、どうしてもドーピングによって血塗られたロードレースの歴史に思いを馳せることになる。 - 2026年3月22日
- 2026年3月9日
幻想運河有栖川有栖読み終わった運命に逆らうことの難しさ! 好きになった人が自分に不幸をもたらす人であったとしても、その人を選びたいと思う瞬間は確かに存在する。 幻覚を見たとしても、所詮は見えるものしか見えてないし、見たいものしか見ていない。認知できるものしか認知していないし、認知したいものしか認知できていない。そう考えると神からの啓示を受けるためには天啓の器が必要なのでは?というとりとめのないことを考えた。 - 2026年2月26日
美しい彼凪良ゆう,葛西リカコ読み終わった買った崇拝の眼差しは全身全霊高純度の愛情で出来ていてそれだけで満たされる。 信者のごとく崇拝する側も、神のごとく崇拝される側もその地位にふさわしく心も身体も捧げあう。けれど差し出された心が奇妙に歪で受け入れがたいと感じた時、その心は果たして「捧げた/捧げられた」と真に言えるのだろうか。 たとえうまく受け取れなくても、その心からあふれでる愛情は、自分の全てを上手に駄目にした。 - 2026年2月22日
死念山葬朝倉宏景読み終わった善と悪の対立構造を人類が知ってしまった以上、悪は善より生まれうる。 巨悪が存在するというのは都合のいい思い込みであって、小さな悪みたいなものが無数に絡みあって抜け駆けを許さないという状況が、まるで大きな悪が存在するかのように写る。 ちなみにホラーではなかった。 - 2026年2月17日
セリヌンティウスの舟石持浅海読み終わった覚悟を決めた者のためらいのなさと言ったら! 永遠がないとしたら、どんなはじまりだってはじまった瞬間からすでに終わりに向かっている。そして、その終わりに残るものが幸せなものかどうか、ただそれだけ。
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