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なみんご
なみんご
@namingo
アホみてえなことばっか書いてるドラ老害(2025/02付でドラ陰謀に変化)
  • 2025年2月12日
    PRIZE-プライズー
    作家にとって原稿は子供。でも、限りなく子供に見えても、その実は同化した自分。親が子供(と己の両面を持つ化物)を守る話と思える。 子供を愛することは、世界の誰よりも味方で、来る敵を薙ぎ払う執念のように思えるけれど、子供はいつか一人で歩いていくので、味方を作ることも大切。けれど、矛盾するその行為を一人でできる人は少なくて、そのために冷静な伴走である編集者が命綱として必要。 そして、編集者は、作家への好意や作品への熱量だけで動いてはならず、株式会社の論理というドライな軸がブレーキとして役立つ。 追記: 考えてみたけど、作家が子供のように作品を大切に思えば、文学的名作が生まれるわけではないよな。子供を大切に育てたらプロ野球選手になるのではなく、信じて手放し、親にしかできないことをやり、才能を伸ばすためには外部を頼り、本人に切磋琢磨させるしかないというか。原稿は作者と同化してしまうし、磨くのも作者だから、魂を持ちながら作品を手放す、それが難しい。 短い群像劇的な構成も内容も中毒性ある…ゆえに後半ゾッとする…。
  • 2025年1月28日
    遠藤周作短篇集
    遠藤周作短篇集
    信条と信仰を誰もが共感できるあるあるの話に落とし込むのがうますぎる。船の話は重苦しいのに、男が夫にも父にもなれない苦悩と女がすぐ妻から母に変われる覚悟に心当たりがありすぎて、終始笑いを堪えながら読んでた。うちの母が傍観しながら内容教えてっていうので教えたら、くっそ笑ってた。 船の話、これ事実なんかなあって思いを巡らせながら暮らしてたら、フジテレビ会見で遠藤周作氏の息子さんが詰められてて複雑な気持ちになったよね。
  • 2025年1月28日
    ソーンダーズ先生の小説教室 ロシア文学に学ぶ書くこと、読むこと、生きること
    これを一章だけ読んでから、感想・批評の技術が激上がりした。映画も小説もドラマも、一緒に鑑賞した人から「なんでそんな急に面白い着眼点と語りができるようになったん?」ってびっくりされたほど。それぐらい作品を見る眼差しが変わる。ロシア文学も全く今まで読んでなかったのに、短編がおもしろくてたまらなくなった。うまい小説とはなんなのかを説明できるようになったを 短編を書く上で編集者さんに勧められた本だけど、出会ってよかったですわん。でもこれを読んだからと言って書けるかっつーとまた全然別の話で、むしろ目だけが良くなってしまい喉から汚い声を絞り出して膝をつく回数が増えたよね。
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