

おすし
@osushi_09
- 1900年1月1日
デス・ストランディング 上巻小島秀夫,野島一人画面上からは感じ取ることができなかったあの世界の『匂い』を、活字が仔細に伝えてくれる描写力が秀逸。 内容としてはゲームをプレイしたことのある人へ向けたシナリオの補完的な面が強いので、未プレイの人にとっては多少置き去りにされてしまう部分もあるかもしれないが、それでも十分面白い作品になっていると思う。 ネットを始め様々な通信技術が進化した代わりに、人との直接的な繋がりが希薄になっている現代社会において、対人接触を恐れるサムが少しずつ他者との繋がりを築いていく様子は、私達が忘れてしまった人間の本質的な部分を思い出させてくれるような気がする。 それと同時に、現代人が抱える空虚の正体が浮き彫りにされていく感覚も覚える。 本編の補完としては、サムの心理描写、エルダーの話、イゴール兄弟のエピソードなど、それらがより深く掘り下げられていて、プレイ後の解像度を上げ、あの世界をより一層生々しく感じさせてくれる。 下巻を読むのが今からとても楽しみ。 - 1900年1月1日
国芳一門浮世絵草紙1 侠風むすめ河治和香大好きな国芳師匠が筆を取っていた時代に生きてみたかった、という願望を叶えてくれた小説。 一門が暮らす家の片隅に居候させてもらっているような感覚を与えてくれる。 歌川国芳が生み出す浮世絵のように、豪快にして繊細、奇妙にして洒脱、というような調子で話が進んでいく。 浮世絵そのものというより娘の登鯉に焦点を当てたシリーズだが、登鯉を通して描かれる一門や彫り師・摺り師・版元たちの生き様がさっぱりと粋で、そして人情深く魅力に底がない。 シリーズを通して何度でも読み返したい一生ものの本。 - 1900年1月1日
眼球綺譚綾辻行人グロテスクな怪奇短編集。想像力を働かせて読むとかなり食欲を喪失する話ばかりだが、テンポが良くシンプルな話が多いのでサクサク読み進められる。気づいてしまうと背筋に虫が這うような恐ろしさに襲われる伏線があったり、その辺りはかなり好みの構成だった。 - 1900年1月1日
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海獣の子供(1)五十嵐大介読みたい - 1900年1月1日
三島由紀夫との六十年(1002)高橋睦郎読みたい - 1900年1月1日
平行植物 新装版レオ・レオニ,レオ・レオーニ,宮本淳読みたい - 1900年1月1日
こころ夏目漱石登場人物全員が嫌いな話。 誰も彼も想像力と決断力がなく卑屈で陰鬱な印象を受ける。 読み進めるほど先生とKの心情に引きずられて心が重たくなっていくのが不快だが、それだけ夏目漱石の描写力が優れているということを思い知らされる作品。 - 1900年1月1日
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薄紅天女荻原規子 - 1900年1月1日
白鳥異伝荻原規子 - 1900年1月1日
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