おとは🌱
@otoha_moi
- 2026年6月28日
汝、星のごとく凪良ゆう読み終わった読後の感情を言語化するのがここまで難しいと感じた作品は初めてかもしれない。 自分の人生の舵は自分で切らなければならない、というのは確かにその通りだと思う。人は常に矛盾を抱えていて、完全な善人など存在しない、というのも理解できる。 しかし、それは周りの人を傷つけたり、苦しめたりすることを正当化する理由にはならないのではないか?自分がどの登場人物にも深く感情移入することができなかったのは、おそらくこうした引っかかりが常にあったからだと思う。 他の読者たちが、一連の物語を経て何を感じ取り、それをどう表現するのか、純粋に気になった。色んなことを考えるきっかけを与えてくれたという意味では、とても良い読書体験になった気がする。 - 2026年6月21日
ラブカは静かに弓を持つ安壇美緒読み終わったスパイという立場上、嘘を重ね続けなければならない主人公の抱える葛藤が痛いほどに伝わってきて、終始息が詰まるような思いで読み進めた。一度失ってしまった信頼を修復するのは簡単ではないが、真っ直ぐ人と向き合う気持ちを忘れなければ、再びそれを築き上げていくこともできるはず。そんな救いを見出せる作品だった。 長く楽器を続けた経験を持つ身として、共感できる部分も沢山あり、もう一度真剣に音楽と向き合いたいなと強く感じた。大好きな私の恩師たちは、今も元気にしているのかな。そうだといいな。 - 2026年6月7日
まほろ駅前多田便利軒三浦しをん読み終わった人は誰しも、多かれ少なかれ、目を背けたいことや忘れてしまいことを抱えながら日々を過ごしている。苦い記憶が完全に消え去ることはないけれど、生きていればいつかそんな痛みも受け入れることのできる日がやって来るのかも、そんなささやかな希望を得られたような気がした。
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