
パルミアから納税
@palmiatax
ホラーとグロと愛と自己犠牲が好き
- 2026年9月26日
熊の場所 (講談社文庫)舞城王太郎読み始めた - 2026年9月26日
小説野崎まど読み終わった基本的に小説は少しずつ読み進めるタイプで、時間をかけて一冊の本を読むことが多いのだが、この本は一度読み始めたら流れるように最後まで読み終えてしまった。これは数年前に読んだ「異セカイ系」以来の体験で、やはり物語をテーマにした作品が好きなのだと再確認させられた。 物語に触れたとき、うまく感想をまとめることができずにこれでいいのだろうかと悩むことも多いため、フィクションはただ触れるだけでも意味があると肯定されたことが喜ばしい。 普段はKindleで読書をしているが、職場でも読めるという免罪符により休日の空き時間になかなか読書に着手できないでいた。今回は書店で見かけ、タイトルの力強さに惹かれその場で紙の本を購入したが、家の中でしか読むことができないという制約が読み進めるモチベーションに繋がったように感じた。これからは紙の本を買う機会を増やすのも楽しいかもしれない。 - 2026年9月26日
小説野崎まど読み始めた - 2026年9月26日
儚い羊たちの祝宴(新潮文庫)米澤穂信読み終わった作中で何度も言及されつつも、様々な要因で参加することができない人たちが描かれるバベルの会の読書会。(自分の意志で参加しなかった人もいたが)「ああ、参加できないなんて可哀想だな」という感想を抱きながら読んでいたが、最終章で一気に印象を反転させ、「彼女たちが読書会に参加していなくてよかった」と感じさせる構成が見事だった。 特に気に入った作品が「北の館の罪人」と「玉野五十鈴の誉れ」の二作品。 「北の館の罪人」で犯行動機として語られた三つ目の理由が印象的で、金や地位よりも自分の大切なものを優先した人物に対する妬みの混じった殺意は、同著者の「ボトルネック」のイチョウの木を話を思い出した。 「玉野五十鈴の誉れ」は、落ち着きがあり一見何でもできるように見える五十鈴が料理を苦手としていたり、表情豊かであることが魅力的だった。はっきりと五十鈴が犯人であると描かれていない余白を残すような終わり方だったことも好ましかった。 一つ残念だったのは、「アミルスタン羊」という言葉を知らなかったためGoogle検索をしてネタバレを踏んでしまったこと。AI検索モードが具体的にそれがなにを指し示しているか答えてくれたため、読み進めるうちにその正体に気づいていくという楽しみ方ができなかったことが心残りだ。 - 2026年8月31日
儚い羊たちの祝宴(新潮文庫)米澤穂信読み始めた - 2026年8月31日
虐殺器官伊藤計劃読み終わったSFでかなり独自の用語や設定も多かったのに不思議とするする読むことができた。軍事用語など普段聴くことがない言葉が新鮮で、都度検索しながら読み進めることが楽しかった。視点主の語り口が軽妙で、シリアスな場面でも引っかかりなく読める感覚はプロジェクト・ヘイル・メアリーに近いものを感じる。 ジョン・ポールの語る虐殺の文法について、本当に実在するんじゃないかという説得力が有り、言葉の持つ力というものを考えさせられた。 - 2026年8月18日
虐殺器官伊藤計劃読み始めた - 2026年7月24日
無垢なる花たちのためのユートピア川野芽生読み始めた - 2026年7月23日
人間失格太宰治読み終わった「恥の多い生涯を送って来ました」という一文が有名で、それが気になって読み始めたがかなり序盤にその文章が出てきて驚いた。手記の内容を見ると酒や薬に溺れたり、他人に迷惑をかけている事が多かったためそう形容するのが正しいような気もするが、最終的にそれなりの生活に落ち着けているところを見るとあいつは周囲に恵まれていたな、と思う。 実際に読んでみて一番心に残った言葉は「ただ、一さいは過ぎて行きます」だった。何もしなくても時間は過ぎていくし、あれこれ悩んで苦しんでも生き続けてしまう。二十歳までには死にたいな~と考えていたのに結局ずるずる生き延びている自分を、何度か自殺を試みても死ななかった葉蔵と重ねているから印象に残ったのだろう。 まのさばを遊んでいて途中で読書をストップしていたから読み終えるまで時間がかかったが、地の文が長く内省的な文体が好みで、読むぞ!という気持ちになったら一気に読み進められる読みやすい文章だった。 - 2026年7月3日
人間失格太宰治読み始めた - 2026年6月24日
JORGE JOESTAR舞城王太郎,荒木飛呂彦読み終わった本編では軽く触れられる程度だった、ジョセフの父であるジョージ・ジョースターが主人公の作品。たった数コマの出番だったジョージの奇妙な冒険を800ページ以上の文量で畳み掛けてくる。序盤は西暁町や白碑将美のような舞城王太郎作品で聞き覚えのある場所や人名によりかなり舞城濃度が高いが、読み進めるほどジョジョの登場人物が増えていき、気付いたらジョジョ成分のほうが濃くなっているという不思議な感覚が味わえる。 カーズ好きは特に必見。究極生命体がどれだけ凄まじい存在なのかこれ以上なく実感できるうえ、主役の一人と数えても良い程の活躍を見せてくれる。スタンドを使いこなすカーズはこの作品でしか見られない。 杜王町やパッショーネという原作要素に驚けるし、宇宙の一巡やD4Cのことも理解しやすいので原作を七部まで読んでからこの作品に触れるのがおすすめ。 - 2026年6月5日
- 2026年5月27日
JORGE JOESTAR舞城王太郎,荒木飛呂彦買った - 2026年5月27日
アリアドネの声井上真偽読み終わった人間の暖かさや優しさに満ちた一冊。 「無理だと思ったらそこが限界」という言葉が冒頭から最後まで使われているが、その意味が反転する瞬間が素晴らしい。言葉って面白いな、と実感できた。 要救助者に対してある疑惑が浮かぶシーン以降、作中人物と同様の疑念を抱きながら読み進めていたが、それを裏切るラストに衝撃を受けた。それまで不審だとされていた行動が全てある理由によるものだったと判明したとき、情報の断片だけで物事を決めつけることがどれだけ愚かな行為なのかがよくわかった。 - 2026年5月26日
アリアドネの声井上真偽読み始めた
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