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新田春
新田春
新田春
@praytospring1031
仕事の昼休みに少しずつ読み進めています。
  • 2026年5月13日
    京都 祈りと差別の千二百年
    差別の根源を中世の京に探す。社会を維持するシステムの中に組み込まれながらも、人とは区別された人々の存在を、京の町は抱えていた。身分的にも居住地的にも分断され非人と呼ばれた人々に対する「人」のまなざし。システムとして存在した差別の機能について、今の私が差別された人達の立場になって考えることは困難であるが、考える努力を怠りたくはない。 私たちが今「私たち」と思い込み、「彼ら」に向けるまなざしの暴力性。差別について考える時、自らの思考をどの位置に置いて考えるのか、本当に難しいと感じてきた。私のような未熟な者は、差別について考える時、自らの悪を見つめるようで苦しくもなる。それでも私は私のまなざしの中の暴力性に目を逸らさず、暴力性を抱えながらも、それを少しでも無くしていけるように思考をやめないように心がけたい。
  • 2026年3月20日
    惑星語書店
    惑星語書店
    全篇さらりと面白く読むことができた。SSだからこその突如とした別世界への踏み込みと、浅く浚って読者の想像に任せるような余韻が好ましい。事前に同著者の『本と偶然』、『派遣者たち』を読んでいたので、著者のSSについての考え方や、長編になる前の断片を読むことができて良かった。
  • 2026年3月12日
    本と偶然
    本と偶然
    キム・チョヨプの作品が好きで、和訳されたものは入手している。著者は天才ではなく秀才なのだなと本書を読んで実感。SFを書くことの難しさもまた実感する。好きな作家の脳内を覗けるのはありがたい。
  • 2026年1月30日
    日下を、なぜクサカと読むのか
    大学時代に、小字を遡れば鎌倉時代にまで行き着くことができると聞いてから、小さな地名に敏感になった。土地に付けられたインデックスが、形骸化しても残っていることのロマンを、近親者に語っても理解されないことばかりだが、本書を読むと不思議な勇気が出てくる。 私はただ地図を眺めておおこの地名はと笑顔になるだけだが、やはりフィールドワークは重要であると実感。
  • 1900年1月1日
    白い果実
    白い果実
    山尾悠子の訳文が至極。主人公の性格・思想がとんでもなくてひっくり返りそうだが、現実にもこんな人はいるし、現実ではこの物語のように改心していかないなと思った。ハロウ・ハウスの描写が夢を見ているようで、目を閉じると時が止まったような景色が浮かんでくる。
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