フォースウィング2部が出る前に読み終わりました。 封建時代の習俗や権力勾配が色濃く残る一方で、「そんな真似をするような奴は人でなしだ！」とヒロインへの仕打ちに憤る庶民のような普遍的な善性の発露もあり、民国期という封建社会と近代社会の狭間の時代の空気が自然と伝わってきました。 普段読まないジャンルでしたが、あの時代に生きた人々の暮らしを、川の流れを眺めるように見つめ続けるという読書体験でした。

もちろん二部も一部同様に上下巻ですぞー。両方買いましょう。

あのドラゴンランス戦記の系譜に連なる“竜騎士”の物語、フォースウィングの第二部がいよいよ発売です。 拙宅に届くのはもう少し先になりますが、今から楽しみです。

ここ最近読んでいた武侠ミステリーです。 本場の、そして最新の武侠作品に関心があったので、冒頭から「こういうのが読みたかったんだよ」と一気にハマりました。 ドラマもちょっと見てましたが、原作の方が入り込みやすいかな。 2巻以降も出てほしいですね。

昨日買った「料理」に着目した、中国の「文化史」の本です。 序盤だけ読みましたが、以前に紹介した「中国遊侠史」なみのボリュームがありそうです。 これはちょっと駆け足で読むのはもったいないので、まず積み上がってる他の本を読み終わってから、腰を据えて読みます。

アニメで「後宮の烏」を見てて予想外に気に入ったので、その原作者の新作を購入しました。 今回の舞台は安史の乱後の唐ですが、人間界と龍や神や妖怪や幽鬼の世界がまだ近かった時代ならではの、ツテや権威を利用した社交によって魔を鎮めていく展開はなかなかユニークです。 今は終盤に入ったところですが、割合当たりだったかな。 3/23に読了。主人公の出生には何かあるだろうなと思ってましたが、なるほどそう来たか。 唐代を舞台にした理由がよくわかると言いますか、映画「ヨウゼン」を見た人にも読んでみてほしくなりました。多分、ピンと来やすいんじゃないかな。

遊侠、あるいは任侠、または侠客などなど、「侠」の一字によって紹介される中国史上の人物たち。 この人々は実際にはどのような存在だったのか、どのように生きて活動してきたのか、あるいは時代の陰にはどのような「遊侠」がいたのか、といった事柄を歴史研究の目から見ることができます。 ちょっと古く、かつ分厚い本ですが、公立図書館においてあれば、借りてみる価値はあります。

現在ゲームの方を進めてるところですが、ひと通りシナリオを終わらせたら、こちらも買いたいです。取りこぼしたアイテムや展開、そして設定などなども拝みたいですしね。

今日本屋に寄ったときに探した本の一冊がこちら。 でも見つからなかったので、後日e-honで手配するかなあ。

軽い気晴らしも兼ねて本屋に寄ったら、映画D&Dのアート&メイキング本が置いてあって、嬉しくなったのでこの場を借りて紹介します。 まあ、だいぶ前に買ってるので、今回は買いませんでしたが。 映画もとても面白いですし、こちらも是非どうぞ。