半生【はんせい】の絆

14件の記録
- ラグてんぐ@ragna6ck2025年4月24日買った読み終わった感想フォースウィング2部が出る前に読み終わりました。 封建時代の習俗や権力勾配が色濃く残る一方で、「そんな真似をするような奴は人でなしだ!」とヒロインへの仕打ちに憤る庶民のような普遍的な善性の発露もあり、民国期という封建社会と近代社会の狭間の時代の空気が自然と伝わってきました。 普段読まないジャンルでしたが、あの時代に生きた人々の暮らしを、川の流れを眺めるように見つめ続けるという読書体験でした。
- hifumii@higufumi2025年4月10日読み終わった犯罪やん!ありえへん!という事件が起こってからすれ違う二人。理解なき家族のどうしようもなさとか「許すこと」について考えさせられる。 この時代だからこう生きるしかなかったという面が大いにあるのだろうけど、あー悲しい。
- hifumii@higufumi2025年4月9日読んでる上海の風俗や文化、食べ物も沢山出てきて興味深い。しかし女児に「招弟(しょうだい)」という次こそは男児が欲しいという願望の名前をつけたりしてゾッとする。
- 読谷 文@fumi_yomitani2025年3月7日読みたい「2025年3月19日、早川書房は『半生はんせいの絆』(張愛玲ちょう・あいれい/濱田麻矢訳)を刊行します。 20世紀中国きっての恋愛小説の名手であり、魯迅と並ぶ文学者と称された張愛玲によるこの名作は、2004年に邦訳が刊行されたものの長らく入手困難となっていました。この度、1948年の原書の刊行から77年、日本での紹介から21年の時を経て、新たな翻訳とともによみがえります。」 早川書房さんのnoteより。 この紹介文を読んだだけで惹かれる。 良さそう。。。