

りんす
@shampoo
好き:伊坂幸太郎/恩田陸/高野和明/中村文則/道尾秀介/横山秀夫
全て古本屋で購入
- 2026年5月21日
検事の信義(4)柚月裕子読み終わった相変わらず面白い。佐方貞人シリーズ4作目の4編の短編集。特に4つ目の「信義を守る」がよかった。佐方の信念を貫き通す姿勢を見習いたい。筒井の「俺は、恨みは晴らさないが、胸に刻む主義だ」というセリフがかっこよく、印象に残った。佐方と共に行動する事務官の増田は読者の疑問を代弁・代行してくれるいい役目を担っていると感じた。 - 2026年5月18日
天使のナイフ薬丸岳読み終わった文章は読みやすく、先が気になり読み進めるが、なかなかに重く、胸をえぐられる。個人的に薬丸岳の初読作品。伏線回収は綺麗だが、少年犯罪と悲劇の連鎖が救えなく、読後感として深い悲しみの余韻が残った。被害者、加害者、双方の意見を織り交ぜており、少年法と刑法第41条について考えさせられる作品。 - 2026年5月16日
闇に香る嘘下村敦史読み終わった非常に面白かった。今年一かも。読後感も非常に良く、感動した。全盲の主人公が、兄の正体に迫るべく真相を追う物語。盲目視点で描かれるため、主人公と一緒に読者も疑心暗鬼にさせられる。有栖川有栖の解説には、「主人公の顔も見ることができない小説読者というのは、みんなが全盲なのである」とあり、確かにそうである。内容とは直接関係ないが、例えや文章表現に関して、個人的に好みの表現が多く、他の作品も読んでみたい。 - 2026年5月13日
雪冤大門剛明読み終わった「雪冤」、それは無実の罪をすすぎ晴らすこと。引き込まれ、面白かった。冤罪や死刑制度について考えさせられる、ミステリー色の薄い、社会派ミステリー作品。スンダビこと「Soon-ah will be done」を聞いてみたが、想像していた雰囲気とは違った。 - 2026年5月11日
王国中村文則読み終わった中村文則が好きなので読んでみたが、わたしには合わなかった。『掏摸』を読んだのがだいぶ前であるため、内容を覚えておらず、面白さが少し減ってしまったのかもしれない。サクッと読めてハラハラする展開を味わえる点は良かった。 - 2026年5月10日
逆転美人藤崎翔読み終わった偶然だが、この1つ前もいじめをテーマにした本を読んだので、またいじめの話か、と読み始めたが、最後で衝撃を受けた。すごい……。確かに言われてみれば多少の違和感は感じるが、そこまで不自然ではなく、内容も読みやすいので、トリックには感動した。 - 2026年5月9日
原因において自由な物語五十嵐律人読み終わったタイトルに惹かれて。リーガルミステリーではなく、いじめをテーマにしたメタフィクション的な作品であった。『法廷遊戯』を読んでなくても問題なく読めるが、読んでいるとより楽しめる。物語の構成が面白く、伏線回収が綺麗だった。いざという時に備えて、五点着地を学ぼう。 - 2026年5月6日
- 2026年5月5日
能面検事中山七里読み終わった面白かった。個人的に中山七里の初読作品。どんな場面でも誰が相手でも表情を一切変えず、ロボットのように対応する通称"能面検事"と称される不破と、逆に感情豊かな事務官の美晴による、検事視点の作品。現実にはここまで徹底した論理主義の人間は存在しないが、ここまでくると逆に清々しいまである。組織に流されることなく、自身の信念を貫き真実を暴く姿に惹かれた。ぜひ他のシリーズ作品も読んでみたい。 - 2026年5月4日
笑う警官佐々木譲読み終わった読みやすく、面白かった。タイムリミットがあり、いつ射殺されてもおかしくないという状況で、緊迫感があり読み応えがあった。佐伯もバンドメンバーも、津久井を信じて懸命に捜査している姿がよかった。コウモリの正体は分かりやすかった。タイトルは「うたう警官」の方がよいと感じた。植村のダジャレ要素は必要だったのだろうか。 - 2026年5月2日
完全無罪大門剛明読み終わった読みやすく、面白かった。冤罪をテーマに弁護士視点で描かれる一冊。最後まで真相が分からず、読み進める手が止まらない。「無実と無罪は違う。」見込み捜査は冤罪の温床であることを痛感した。実際の冤罪事件もこのようにして生まれてしまうのだろう。 - 2026年4月29日
存在しない時間の中で山田宗樹読み終わった701クラウス問題。序盤は内容が難しく、読み進めるのが難しかったが、中盤から読みやすくなり面白くなった。そこまでSF感の強くないSF小説。夢やデジャヴを説明できる可能性。考えさせられる内容。宗教的な話や哲学的な内容がふんだんに盛り込まれているため、好き嫌いは分かれそう。まぼろし〜 - 2026年4月25日
天使の屍貫井徳郎読み終わったサクサク読めて面白かった。続きが気になる展開の連続で、読み進める手が止まらなかった。ビデオデッキやポケベルなど昭和感が漂うが、現代にも通ずる内容で特に違和感はなかった。どの登場人物も、動機と行動に共感できない点が多く、主人公がやられっぱなしの点も少し気になった。普通は強くなるために鍛えたり準備したりすると思うが……。ミステリーとしては面白かった。 - 2026年4月24日
シンメトリー誉田哲也読み終わった姫川玲子の短編集。シリーズものとは知らずに読んだが、読みやすく、面白かった。姫川のキャラクターを知るための作品という感じだろうか。タイトルもしっかりシンメトリーになっている。他のシリーズ作品もぜひ読んでみたい。 - 2026年4月19日
死体を買う男歌野晶午読み終わった現実と作中作が交互に描かれ、徐々に真相に迫る構成。文体がなかなかに読みづらく、途中で諦めそうになったが、何とか最後まで読んだ。江戸川乱歩が好きであればもう少しのめりこめたのかもしれない。トリックはある程度予想できた。タイトルの意味がよく分からず、真相は定かではないが、作中のトリックを使用しているとか何とか。 - 2026年4月17日
殺し屋、やってます。石持浅海読み終わったビジネスライクな殺し屋の連作短編集。物騒なタイトルとは裏腹に、淡々と仕事をこなす主人公。各話にはちょっとした謎が散りばめられており、論理的に謎を解いていく。内容は非常に軽く、サクサク読めて面白かった。650万は安すぎるよ…… - 2026年4月12日
一の悲劇法月綸太郎読み終わった誘拐、探偵、密室と色々な要素が詰め込まれた作品。次の展開が気になり、読み進める手が止まらないくらい面白かったが、読後には重い余韻が残る。ラストは何回返すねんとツッコんでしまうくらい、どんでん返しのオンパレードで、真相が見事に明かされる。タイトル回収も秀逸である。 - 2026年4月10日
- 2026年4月5日
爆弾呉勝浩読み終わった「でも爆発したって別によくないですか?」 スズキタゴサクと刑事達との心理戦。個性豊かな登場人物と破壊的欲望。緊張感のある展開には強く引き込まれたが、登場人物の言動が常人離れしている場面もあり、あまり感情移入はできなかった。続編である爆弾2も読んでみたい。 - 2026年3月28日
法廷遊戯五十嵐律人読み終わった面白く、読みやすい。3人の弁護士が、それぞれ弁護人、被告人、被害者となり、弁護人視点で徐々に真実が明らかになっていく。法律用語や法律の話が散りばめられているが、法律知識がなくても問題なく読める構成。むしろ、法律について興味をそそられる。冤罪に対する警鐘という意味合いもあるのだろうか。リンドウの花言葉は「勝利」「正義感」。Quizknockが解説を書く時代か……感慨深い。
読み込み中...