ゆうひ
@yuhi
- 2025年4月1日冷たい校舎の時は止まる(上)辻村深月登場人物が魅力的。 学校という密室空間に閉じ込められた8人。 数ヶ月前に同級生の一人が自殺したが、なぜか全員そのこの名前を思いだせない。 自殺したのはだれなのか。だれが学校に閉じ込めたのか。 ミステリーな作品だが、辻村さんの場合はそれは副次的なもの。 登場人物の心理描写が、自分のことを言われてると錯覚するほどに見事。 どのキャラも魅力的で、読み終わる頃には旧友のような感覚になる。、
- 2025年4月1日
- 2025年4月1日凍りのくじら (講談社文庫)辻村深月読み終わった
- 2025年4月1日
- 2025年4月1日鍵のない夢を見る (文春文庫)辻村深月心理描写の繊細さにいつも驚かされる。 特に印象的だったのは、5篇目の話。 念願の子供を授かった、ママさんが主人公。 育児のストレス、旦那さんとのすれ違い、友人も近くにおらず孤独、次第にノイローゼになっていく。 自分は男であり独身で、子育てに奮闘する女性の大変さは、当たり前だが体験はできない。 でも辻村さんの小説を読むと、それがいかに大変な事で、どれだけ偉大なことか、少しだか想像ができる。 未来、自分にも奥さんができた時、この話を思い出して、寄り添えるようになりたい。 そんな風におもった。
読み込み中...