何かの家

何かの家
何かの家
静月遠火
KADOKAWA
2024年8月23日
2件の記録
  • ぺー
    ぺー
    @peechan829
    2025年10月21日
  • @mori16
    2025年3月17日
    表紙はホラーなのに始まり方が爽やかで、ギャップに惹かれた本。 実際、ホラーというよりSFっぽいミステリーに見えた。のどかで明るいシーンの中でさらっと世界が書き換えられて、静かに衝撃を受けた。その後も何度も書き換えられて、違和感があるたび、え、どこで変わった?とページを行ったり来たりした。 おどろおどろしい恐怖ではなく、青春と足元がぐらぐらしながら進む不安定さが味わえる。ちょっと笑えるほのぼのシーンもある。 去年の夏、角川武蔵野ミュージアムに行った記念に買った。 「入道雲って、芸術品だと思うのよね」  子供の頃、誰かがそんなことを言っていた。  当時は意味がわからなかったけど、今ならその気持ちもよくわかる。  夏の空はまるで作り物みたいだ。あんなに高いところに、あんなに迫力あるもの 浮かんでいるなんて信じられない。 一章より
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