仮放免の子どもたち 「日本人ファースト」の標的
18件の記録
あまぎ@zfch88882026年1月28日読み終わったP.277 「私は日本で生まれ、日本で育ちました。私の実の母親の本名や国籍がフィリピン政府で確認できない、という私にはどうしようもできない理由でフィリピンの領事館は私の独身証明書を出してくれません」 「生活自体は家族3人で仲良く暮らしているのですが、このままでは海人には法律上の父親がいないことになってしまいます。私たちの住民票は翔が世帯主で、私と海人は同居人という記載になっています。平塚市役所には必要な書類がそろっていないと親子としての認知届を受理できないと言われています」 「翔を相手に裁判することは不思議な感じもしますが、翔と海人が親子であることの証明を役所ができない以上、裁判所に親子であることを判断してもらい、認知の判決をもらって市役所に提出するしか方法はありません」 「私たち家族の希望は、翔と海人を法律上も親子にすることです。そして海人には日本国籍も取ってあげたいです」 途中、海人がじっとしていられなくなり、「ママ、ママ」と声を上げ、立ち上がって歩き出した。母子は書記官に注意された。「ごめんなさい。預けられる人がいないんです」ジュリアは言った。本当にジュリアにとって、この国には預けられる家族も親戚もいないのだ。 (私たちは家族になれるのだろうか)














