珈琲と煙草

9件の記録
カーペディエム@chii1262025年10月24日読み終わった借りてきた心に残る一節自分自身を知る者などいはしない。 私たちが知っているのは、自分がいつか死ぬということだけだ。それがすべて。 それが私たち全員の物語なのだ。 (P90より) エッセイのような散文のようなショートストーリーのような、そんな短い文が並ぶ。 著者さんの祖父の方は、ナチ党全国青少年最高指導者パルドゥール・フォン・シーラッハ。 久しぶりに図書館行って全部読めないけど、面白そうな海外文学を見つけて、4冊借りた。それだけでその日はわくわくできた👀(本当に本そのものが好きなんだな私は🙃📚)



彼らは読みつづけた@findareading2025年1月5日かつて読んだ*読書で見つけた「読書(する人)」* 《翌朝、ホテルのコンシェルジュから分厚い封筒を渡された。ハロルドからだった。「朝食に顔をだせない。飲み過ぎた。帰りの旅の安全を祈る」という一筆と共に本が入っていた。どこで調達し たのか謎だが、それはアイヒェンドルフ詩集の古い版だった。その夜、ヨーロッパへ向かう飛行機の中で私は「夜の旅人」という言葉を脳裏に浮かべながら、詩集をひらいた。》 — フェルディナント・フォン・シーラッハ著/酒寄進一訳『珈琲と煙草』(2023年2月、東京創元社)

















