銀河ホテルの居候 また虹がかかる日に (集英社文庫)

14件の記録
- Michika@0610shun2025年8月24日読み終わった登場人物たちの 動けなくなった心が 手紙を書くことで ほぐされていく感じが良かった。 心の言葉を探って 本当の気持ちが見えてくるような手紙を 誰かだけでなく自分に書いてみたいと思った。 出てくるインクの名前も素敵だったなぁ🖊️
- kirakira30@kirakira302025年8月15日読み終わったカサカサした心にゆっくりじわじわ潤いをもたらしてくれるよう。 銀河ホテルも手紙室も素敵だなぁ。 ゆったりとした時間にただただ身を委ねながらページをめくった。 それにしても千色のインク瓶が並んでいるところ、見てみたい。今の私は何色を選べるのだろう。誰に宛てて書きたいかな、なんてことを考える。
- kirakira30@kirakira302025年8月15日読んでる心に残る一節「でも、守りたいと思ったんだ。本は、人の知恵や心を遠くに送り届けるためのものでしょう?書店は本を人に渡す場所。あたりまえで、全然すごくもえらくとないけど大事なことで……。自分にできることだと思ったから」(p300)
- kirakira30@kirakira302025年8月15日読んでる心に残る一節「 どこにも行かなくても、軽井沢の森にはなんでもある。若いころは遠くにもっと大事なものがあるような気がしていたが、きっとほんとうに必要なものはほんのわずかなんだろう。いや、もともと必要なものなんてないのかもしれない。わたしはなにかを得るために生きているんじゃない。 生きているというのは、たまたま生命を与えられたということだ。世界全体からしたら命なんて小さなものだ。だがわたしたちにとってはそれがすべて。自分に与えられた命を精一杯感じること。それがどんなにしあわせなことか。森を歩くたびにそう思う」(p261)
- 睡蓮@Leaf_062025年6月7日読み終わった感想を書こう!シリーズ途中ほしおさなえ軽井沢のクラシックホテルの手紙室で、ゆっくり 手紙を綴るプロセスの中で、はじめて自分の本当の気持ちに気づいていく人たちの姿が心に響く。 自分の気持ちといっても、本当の本当の素直な自分の気持ちは時に自覚するのが難しい。こういう時間をもつことで初めて気づける新しい自分に、私も会いたいなと思った。 とりあえず手紙室のイメージで、久しぶりに新しい万年筆を選んだ。空色の万年筆が、今の気分にぴったり。