科学者たちが語る食欲

科学者たちが語る食欲
科学者たちが語る食欲
デイヴィッド・ローベンハイマー
スティーヴン・J・シンプソン
櫻井祐子
サンマーク出版
2021年1月18日
4件の記録
  • じょ
    じょ
    @Jo
    2025年4月20日
    バッタの昆虫学者が「食欲」について解説する本。 対バッタというニッチな研究から生物一般の食欲のメカニズムまで派生して解明されていく流れがおもしろい。 一冊通して衝撃の事実が多すぎる。 他の本に比べて 各章の中での中タイトルの量が多かったが、 中タイトル全てに興味が惹かれる内容があった。 食欲の強力なトリガーはタンパク質。 タンパク質の摂取が満たされなければ食欲も満たされない。 ほとんどの生物は 食欲に従って食生活を続ければ 「基本的には」健康でバランスの良い食事ができるよう設計されている。 ただしヒトは 「おいしくて安価で便利な食べ物をいつでも食べたい」という願いを叶えられる力を持ってしまった。 「稲作」と「産業」からヒトの食生活が歪み始める。 著者の、バッタには丁寧で優しいが、 産業や加工食品にすごい冷たい論調がおもしろかった。
  • @mori16
    2025年3月29日
    直感で食べて栄養のバランスがとれる野生動物と、そうではない人間。 個体の長寿か、次世代の繁殖か、の選択の話からスリルあった。自然界の食欲は、本能は、長生きよりも繁殖力を選ぶ。 じゃあ人間は、と。実験が、だんだん人間に近い動物になっていく。
  • けまり
    @kemari
    2025年3月12日
  • 大皿
    大皿
    @zarabon
    2025年1月2日
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