

じょ
@Jo
- 2025年5月24日言葉の獣(1巻)鯨庭読み終わった未完結1・2巻を読了。 読んですぐ感想を書いています! たまたま出会って 設定に惹かれて購入したが すっごい当たり。 大好きなテーマだった。 言葉が獣の姿で表現される。 辞書の説明じゃしっくりこないニュアンスが 生き物の姿、性格で表される。 言葉選びも絵も素敵すぎます。 作者は感受性がやばいのか、とにかく賢いのかどっちなんやろう。 受け取り方も考察の深め方も丁寧なんだろうなあ。 久しぶりに、 めちゃくちゃおすすめだけど、わかる人にだけ教えたい感覚になった。 し、これはわかってくれとは言いたくない。 言葉って、表現って多彩でおもしろい。 漫画って言語化も視覚化もしてて マルチスキルすぎるなあ。 話したいこと、考えたいこといっぱい。 次巻楽しみ〜
- 2025年5月24日
- 2025年5月5日「好き」を言語化する技術三宅香帆読み終わった経験本言語化自分の体験・感想を言語化する必要とは何か。 "言葉にすることで自分の「好き」が確立される。 確立された「好き」は信頼できる価値観になる。" 言語化下手の自分には いつも感じる語りきれないモヤモヤが 技術で整理されていくのが気持ち良い。 感想を「書く」「語る」技術が記された本だったが、 それ以前に、自分の体験や自分が住む世界を どのように「認識」するかが大事だと感じた。 なんとなく好き嫌いを感じてるだけじゃもったいない。 何が好きで何が嫌いかを「認識」するための言語化。 クリシェ(ありきたり・凡庸)な語りを避けるための ポイントは「細分化」とのことです。 でも個人的には、本気で好きなものほど 言葉にしきれないことが多い。 細分化できないくらい全部好きなんだもんなあ。 さておき、資料作りからプレゼン、朝礼のスピーチまで活かせるハウツーを得た。 同時に、やっぱりコピーライターすげえよなあを感じた。 感想を書きつつ、 端的に語れない未熟さが辛いです。 せっかくの「Reads」、活用します。
- 2025年4月20日科学者たちが語る食欲デイヴィッド・ローベンハイマー,スティーヴン・J・シンプソン,櫻井祐子読み終わった図書館で借りた生物学知恵本バッタの昆虫学者が「食欲」について解説する本。 対バッタというニッチな研究から生物一般の食欲のメカニズムまで派生して解明されていく流れがおもしろい。 一冊通して衝撃の事実が多すぎる。 他の本に比べて 各章の中での中タイトルの量が多かったが、 中タイトル全てに興味が惹かれる内容があった。 食欲の強力なトリガーはタンパク質。 タンパク質の摂取が満たされなければ食欲も満たされない。 ほとんどの生物は 食欲に従って食生活を続ければ 「基本的には」健康でバランスの良い食事ができるよう設計されている。 ただしヒトは 「おいしくて安価で便利な食べ物をいつでも食べたい」という願いを叶えられる力を持ってしまった。 「稲作」と「産業」からヒトの食生活が歪み始める。 著者の、バッタには丁寧で優しいが、 産業や加工食品にすごい冷たい論調がおもしろかった。
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