フランケンシュタイン

フランケンシュタイン
フランケンシュタイン
メアリ・シェリー
森下弓子
東京創元社
1984年2月1日
3件の記録
  • 怪物が余りにも哀れで、そしてフランケンシュタインの無責任さにどうも頁を捲る手が鈍る。世間に公表すれば狂人扱いされてしまうと頻りに宣うが、悪者になりたくない一心では?自らで自らを責め苛んでいるが、いつまで経ってもその姿勢のまんま。自分が作り出した生命。見た目が醜怪でなければ生まれたその瞬間から嫌悪しなかったのか?ルッキズム… 怪物よりもヴィクターの内面の愚かさばかりが目に付いて仕様がない… 〜p.251
  • あまね
    あまね
    @amanebooks
    2021年7月21日
  • サイタマン
    @yossy8
    1900年1月1日
    ホラーパニックものだと思って読んだら、全然違った。 フランケンシュタインって怪物の名前じゃなくて、怪物を作った博士の名前なんだね。 この本は解説がとても面白い! 博士は無責任でアホだな〜と思いながら読んだが、解説を読んでそれも少し納得できた。 文学史上の位置づけについても詳しく、今後の読書の参考になりそうです。 少し読みづらいところもあったけれども、SFの黎明作品として一読の価値アリ。
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