ものの言いかた西東

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こたつ@pgrpgar2026年2月19日読み終わったおもしろかった。方言というと同じ意味でも地域によって「すてる」とか「なげる」とか言い方が違うという点がフォーカスされがちだけど、そもそものコミュニケーションの取り方が違うという視点は見逃されがちなのでみんな読んでほしい。 本書の中では西日本、とりわけ関西圏において社会の発達に伴ってものの言いかたが進化し、より論理的で、相手を楽しませたり、配慮したりといった相手との関係性を意識した表現になっているという論が展開されていた。 バチャ・メスキータの「文化はいかに情動をつくるのか」の中で論じられていた「OURS型情動」と「MINE型情動」でいうと、近畿圏のものの言いかたは前者に分類され、東北は後者に分類されるように思う。一方で、西洋文化圏ではより社会が発展しているWEIRD文化圏では「MINE型情動」が主流になっている。 文化の発展と「ものの言いかた」の進化の方向性が、日本と海外で逆転しているように見えるのが気になった。 チャッピー君によると、日本の発展は「共同体の複雑化(人間関係の密度が上がる⇒関係性の調整が必要)」、西洋の発展は「個人の自律(人の行き来が増えて人間関係が流動化する⇒個人の自立が必要になる)」という方向性で社会が変化していくので、日本ではOURS型、西洋ではMINE型情動が形成されてきたらしい。 あと15年くらい早かったらこういう研究をしたかったな……
ちゃおくりー@qiaokeli2025年10月4日読み終わった前書きを読んでみて、興味のある単元とは違うなぁと思ったのでパラパラと流し読み。東京に関して言えば今や方言のパビリオン。もはや何が東京弁なのかもわからないくらいミックスされてしまっているから、地域差による比較がそもそもピンとこない。全ての場所がネットでご近所さんになっていることを考えると、そのうち方言時代がなくっていくのかなぁと思ったり思わなかったり...
- スギ@sugi09372025年5月14日読み終わった読了 ゆる言語学ラジオ経由で知った本だったが、私自身興味があった分野についてしれて非常に面白かった 全体を通して、茨城に転勤した愛媛出身の友人からの話を思い起こす。 そこでは、勤務先の地域差によるコミュニケーションの違いについて度々話しており、文化が違うとそうもコミュニケーション方法に違いが出るかと衝撃的であった。本書で取り扱っているものの言いかたという視点で見ると、そこも含めて方言である という説明は個人的には非常に納得のいくものである。 今後ものの言いかたの研究が進んで、本書の続編が読める日を楽しみにしている
- スギ@sugi09372025年4月27日ど頭からおもろい p2 自動販売機が人であるかのように、キレたり、けなしたり筆者にとっては衝撃の異文化体験。の文に衝撃の異文化体験。 何かあった時にすぐにモノのせいにしてきた経験は誰しにもあるものと 今まで生きてきていたが違っていた。 ここの文だけ、家族中に見せ回ってしまった。 まだまだ読み始めだけど、もう期待値がギュンギュン上がる




