方丈記

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ヴァイオレット@violet51092026年10月25日読み終わった📚「方丈記」鴨長明(蜂飼耳訳) 平安の末から鎌倉の初め、都は大火、竜巻、飢饉、大地震と災厄に次々と見舞われた。著者はそのさまを目の当たりにし、世の人も住まいも、川の流れに浮かぶ泡のようにはかないと見つめる。やがて都を離れ、山中に一丈四方の小さな庵を結び、ひとり暮らしに安らぎを見いだしていく。 心に残ったのは、庵での暮らしを語る場面だ。自分の身の丈に合った住まいを愛し、「閑居の気味」を楽しむ姿に、うらやましさを覚えた。最後にふと、その愛着さえ執着ではないかと自らに問い返すところが、八百年を隔てても妙に生々しい。蜂飼さんの訳は読みやすく、古典の硬さがほぐれて、声が耳元に届くようだった。 古典は苦手という方や、暮らしを見つめ直したい方におすすめ。短い作品なので、秋の夜長にお茶を片手に、ゆっくり読むのも一興。 #読了 #方丈記 #鴨長明 #蜂飼耳 #光文社古典新訳文庫
ゆめ@yuyu4272026年1月25日読み終わった読書メモKindle Unlimited光文社古典新訳文庫⭐︎最初の感想…短っ!!! 本編は文庫本で25ページくらいかな? 2回読んで、注釈を飛ばした2回目は30分で読めた。 鴨長明って、ハイソな学者みたいなイメージでいたけど、隠遁生活を送る悩めるおじさんだったのね。 ところどころで根暗っぽい記述があって、親近感を覚えました…(笑) ------ ・あらゆることに関し、世の中が生きにくく、自分の身と住居についても頼りなく、虚しいということは、ここまで述べてきたとおりだ。環境によって、あるいは境遇によって、だれでもさまざまに異なる悩みを抱えているものであり、それらは数え切れるものではない。 ・世間の常識に従えば、苦しくなる。従わなければ、まともではないと思われてしまう。どんな場に身をおいて、どんなことをして生きれば、しばらくの間だけでも、この身とこの心を安らかにさせておくことができるのだろうか。 ・何事につけても、生きていくことが容易ではない世の中で、不安と心配を抱えながらなんとか生きて、三十余年。その間に、さまざまな機会を逃しては、つくづくと自分には運がないのだと、自然に知るようになった。 ・世界というものは、心の持ち方一つで変わる。もし、心が安らかな状態でないなら、象や馬や七つの宝があっても、なんの意味もないし、立派な宮殿や楼閣があっても、希望はない。







