名探偵のままでいて (宝島社文庫)

6件の記録
- らくだ@camel8262025年9月18日読み終わった@ 自宅とてもよかった!面白すぎてあっという間に読み終えてしまった。日常の謎から殺人事件までを扱った読みやすいミステリ小説。おまけに認知症の安楽椅子探偵もの。改行の多い小説を避けてきたけど、こんなにハマれる作品があるのならもっと読もうと思った。半年ほど全然小説を読めなかったのが動き出しました。
- Michika@0610shun2025年8月29日読み終わった真相が明らかになったと思えば、 さらに奥に別の真実が潜んでいて、 最後まで楽しい謎解きだった。 話を重ねるごとに登場人物の関係性とか 物語の縦軸がいい感じに盛り上がっていくので クライマックスはぐっと来た。 主人公の思いが反映されたようなタイトルが とても好き!
- サブロー@Sub-Low_BOSS1900年1月1日かつて読んだ感想著者のミステリに対する造詣の深さを、強く感じました。何よりそれぞれのキャラクターの持つ人間的魅力がこの本の魅力だと思います。 トリックの解説としては少々稚拙な面も感じました。ですが祖父の魅力がそれを許すような空気感を醸し出しています。認知症というスパイスと祖父の洞察力のミスマッチがバランスが良く、読者としては納得せざるを得ない空気に感じました。 一冊の本を通しての大謎と、各短編の小謎の一貫性にも好印象。祖父という新探偵が今後何冊読めるのか今から楽しみです。 読後のスッキリ感は高いので、快適感を感じたい方におすすめです。