わたしたちに許された特別な時間の終わり (新潮文庫)

22件の記録
Itfym@kakushika332026年3月26日読んでる「わたしの場所の複数」 p.97まで 一人称叙述だが、「三月の5日間」と同じように、その語りは意図的に浮遊している。「わたし」が語る話題が脈絡なくころころと変わり、そして別の場所にいる「夫」の描写へと唐突に飛ぶ。題名の意図が理解される。
Itfym@kakushika332026年3月24日読んでる前半の「三月の5日間」を読了 文体はまぁよくある現代の純文学だなぁといった感じだが、それが読んでいて心地よいといえば心地よい。ふわふわ時間。 演劇では語り手=役者の変な立ち姿が印象に残っているが、それを小説にしてまで読む意味がどこまであるのかはよく分からない。いちおう、パートごとに語り手の位置が変わって、一人称と三人称のあわいのゆがみをちらつかせてはいたが。

Itfym@kakushika332026年3月22日買った読み始めた単行本を旅先の古本屋で購入 「三月の5日間」は演劇を映像で数年前に観ている。 イラク戦争直前期の、渋谷などで反戦デモが行われている時期の日本を描いた作品であり、図らずもアクチュアルに感じられる。数年前に演劇で観たときにはまったく実感が沸かなかった。- 倫理@Dutch_shoes2025年3月25日読み終わった@ 自宅飛行機で読み始め、新居で読み終わる。引越しの荷解きをサボって読んだ。前半の「三月の5日間」はイラク戦争についての話と言ってよく、どこか濱口竜介監督の『親密さ』を思わせた。後半の「わたしの場所の複数」は異様に詳細な描写が楽しいが、ブログの内容などは春からの私の仕事を思うとしんどかった。二篇とも人称の変化と語りの特殊さが良かった。
高橋|青山ブックセンター本店@frog_goes_home2025年3月19日読んでる「三月の5日間」読了。知らないでいられる時間、考えずにいられる時間を、それが限られたひとときであることをはっきりと自覚しながら過ごした男女の話。「かたまり」から抜け出し、世界から隔離された空間で思考が煮詰まっていく。ふたたび街に繰り出すときの、その足取りの重さはいかに。ため息が出るくらいいい中編でした。人生ベストに入るかも。もう一編入ってるんで引き続き読みます。





高橋|青山ブックセンター本店@frog_goes_home2025年3月18日読み始めた所収の「三月の5日間」を途中まで。「日常生活ではまず口にしない話題」でも心置きなく話せるのが読書会だが(cf.『読書会という幸福』)、それに近い場でさえ何も引き出されなかった男女二人の、ラブホテルでの滞在五日間(長い!)が描かれる。設定された空間ではなく、ほかに何もないという状況で滲み出る言葉にこそ、本質と本音が宿るのかもしれない。


高橋|青山ブックセンター本店@frog_goes_home2025年3月17日借りてきた『センチメンタルリーディングダイアリー』に出てきた本の中で特に気になった一冊。調べてみると長らく品切れのようで、古書値も高騰(マケプレでは元値の25倍!)していたのでぐったりしたが、なんと近所の図書館に所蔵されていた。すぐさま取り置いてもらい、受け取ってきたところ。読みかけの本を差し置いてあれよこれよと手を広げすぎな感は否めないが、鉄は熱いうちに打たれるべき。たのしみだなあ。
































