獣の奏者 (2)王獣編
21件の記録
- Lily@lily_read2026年8月11日読み終わっちゃったー!😭😭😭 面白すぎる。あっという間に2時間もかからず読んでしまった…… 本当に出会えてよかった物語だと思う。ずっとエリンの哀しさと相反する知を求める探究心が綯い交ぜになって手に取るように感じられて。つらいのに美しく、それなのに勇ましく、孤高のようで。この子が安全を袂に生きられる人生を望んでしまった。 母親が亡くなった後、偶然出会った蜂飼いが亡くなり、その間の彼女に与えられた安全と楽しい思い出は無くなってしまった。 どうか彼女が幸せになれる未来がありますように。


ゆっち@forming1232026年6月30日読み終わった音なし笛を使うことを最後まで拒み続けていたエリンが、リランとの衝突をきっかけに、音なし笛を吹くふりをして従わせざるを得なくなった場面は、とても切なかったです。理想を貫きたかったエリンが現実の厳しさの中で選択を迫られた姿には、「こうするしかなかったのだ」と納得せざるを得ませんでした。 それでも、リランとの心のつながりや絆が完全には失われていないことが伝わってきて、とても感動しました。厳しい現実と、それでも残り続ける信頼の両方が描かれていたのが印象に残っています。一番印象に残った人物はイアルです。 ハルミヤ王が亡くなった後、セィミヤに対して「王国がいかにして守られているかを知らない者が国の長であってはならない」という考えを示した場面が特に印象に残りました。王として国を導く者には、国の現実を知る責任があるという彼の信念には重みを感じます。 その一方で、彼は女性の王を守るという使命のため、自らの人生を捧げる覚悟を貫き続けました。その献身的な生き方は、凡人の私には到底まねできるものではなく、深い敬意を抱きました。この巻で最も考えさせられたテーマは、「人と獣の関係」と「理想と現実」です。 エリンは王獣を支配するのではなく、一つの命として向き合う理想を貫こうとしていました。しかし現実はその理想だけでは乗り越えられず、音なし笛を吹くふりをしてリランを従わせるという苦しい選択を迫られます。その姿からは、理想を持つことの尊さと、現実の厳しさの両方が伝わってきました。 それでもエリンとリランの間には、支配ではない信頼や絆が残っていました。人と獣は本当に分かり合えるのか、その理想は現実の中でどこまで守れるのか。読後も考え続けたくなるテーマでした。

ぬ@tanu-nu2026年4月8日読み終わった@ 自宅た、助けて〜〜〜ジョウンおじさん助けて〜〜〜!!と叫びながら読んだ。ジョウンおじさんに助けを求めてしまったけど、おじさんが生きてなくてよかったとも思った。こんなん、おじさんが一番悲しんでしまうよ……という、絶望、微かな喜び、そして絶望という感じの2巻であった。主な登場人物がみんな静かで激情を胸に秘めているタイプなので、物語全体のトーンが静かで、しかし降り積もる雪のようにしんしんと動乱の匂いが迫ってくる空気がたまらなく好きだなあと思いました。野生的な静けさ。人と獣、獣と獣、人と人、想いというのは伝わっても哀しく、伝わらなくても哀しい。はやく続きが読みたいけど、週末までお預けです🥲













