

藍
@indigo2017
今までに読んだ本を思い出せる限り記録してみたい。感想はぼちぼち。
- 2026年6月12日
鹿の王 4上橋菜穂子読み終わったたしかに病は神に似た顔をしている。いつ罹るのかも、なぜ罹るのかもわからず、助からぬ者と助かる者の境目も定かではない、己の手を遠く離れたなにかーー神々の掌に描かれた運命のように見える。 (……だが) だからといって、あきらめ、悄然と受け入れてよいものではなかろう。 なぜなら、その中で、もがくことこそが、多分、生きる、ということだからだ。 他者の命を奪おうとするもの、他者の命を支えて生きるもの、雑多な生き方がせめぎ合い、交じり合い、流れて行く、このすべてが、生きる、ということなのだろう。 閉じた瞼の闇に、小さな鹿が跳ねるのが見えた気がした。渾身の力をこめて跳ね上がるたびに、命が弾けて光っていた。 (……踊る鹿よ、輝け) 圧倒的な闇に挑み、跳ね踊る小さな鹿よ、輝け。 (……そうだ) 病が神の手であり、死が在ることの意味を見せてくれているとしても、なお、そんな冷たい世界の中で、ちっぽけな命として生きていかねばならないのが人なのだ。 (その哀しみをーーどうしようもない哀しみを背負って、それでも、もがいている者の手助けをするために、おれは医術師になったのだ) 滔々と流れる大河の中で、浮き沈みしながら、ようやく生きている小さな命をたすけるために、医術師になったのだ。 - 2026年6月9日
鹿の王 3上橋菜穂子読み終わった - 2026年5月27日
- 2026年5月18日
- 2026年5月13日
- 2026年5月12日
- 2026年5月12日
- 2026年5月12日
- 2026年5月12日
- 2026年5月1日
- 2026年4月28日
コンビニ人間村田沙耶香読み終わった買った読んだことのない人気作品を読んでみようプロジェクト。 果たすべき役割があって、自己が必要とはされず、単なる装置でいられることのラクさがこんなに鮮やかに描き出されている前半がすごく好きだった。後半は典型的な異物である白羽によってその心地よいリズムが崩されていて、「物語」である以上切り取られて描写されるに値するのはやはり単調で確実な18年の方ではなく、激動の数ヶ月になってしまうのかと思ったりもした。 - 2026年4月17日
- 2026年4月12日
プロジェクト・ヘイル・メアリー 下アンディ・ウィアー,小野田和子読んでる - 2026年4月10日
1973年のピンボール村上春樹読み終わった - 2026年4月9日
風の歌を聴け村上春樹読み終わった高校以来2度目。やっぱり中身じゃなくて言葉の外面だけがシルクのような水のような触感でするするとほどけていく 小説を読んだというより絵画を鑑賞した感覚に近い。なぜかと考えた。描写的だからではない。時間経過が存在するように感じられないからだ。 - 2026年4月8日
- 2026年4月8日
- 2026年4月5日
- 2026年4月4日
烏は主を選ばない阿部智里借りてきた読み終わった - 2026年3月28日
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