水車小屋のネネ

30件の記録
とめ@m_ake2026年8月4日読み終わった借りてきた10年刻みで進んでいく。最初に「ネネの寿命が…50年…小説で描かれる…2021年に…50歳…」とドキドキしながら読み進めました、が…! 地震で震えるネネがかわいそうで辛かったね… 10年刻みの中で、あたらしく出会う人もいれば、去っていく人もいる。まちの様子も変わるけど。それでもまだ、水車がまわっているのがうれしい。



大葉@ringo_yu52026年7月14日読み終わった500ページ超えの長編。 ハラハラする展開があるわけではないのに、読み進めるのがすごく楽しかった! 姉妹の人生をネネと一緒に見守らせてもらっている気分で読んでた。物語の先でも、みんなは支え合って生きていくんだろうなあ
サブマリン@prpr_712026年7月1日読み終わったこの本は長い、という感想を読んだ。 誰がなんて思おうと勝手だけど、これを長いと感じる感性の人と私は分かり合えないなと思った。 本やドラマ、映画は読んだり観終わったりした時点で一度その登場人物たちと別れなければならない、 わたしはそれがいつもたまらなく悲しい。 でも、水車小屋のネネは、多くは語らない登場人物たちの"その後"をしっかり描いてくれていて、 その時点でありがとうと言いたくなった。 登場人物たちの成長や歳を重ねていく様子を描く必要があるため、どうしてもボリュームが多くなってしまうが、そこがまた良くて。 一気に読むのではなく、年代ごと、登場人物たちの歳を重ねていく様子に合わせてこちらもゆっくり読むのに向いている作品だった。 本を読んでいる側のわたしは、登場人物たちの行方を見守っているはずなのに、 読み終わった時 こちらが寂しくならないようにずっと寄り添って見守ってもらっていたような感覚になる 読了後、胸の中が本当に温かった。


サブマリン@prpr_712026年6月19日読んでる読んで数ページでグッと引き込まれた。 律ちゃんとサ行が苦手なネネがおもしろくてかわいい。聡、お前絶対いい奴だよな!? 大事に読み進めたいと思います。




リチ@richi2026年5月21日読み終わったaudibleにて。18歳と8歳の姉妹を追いかけた40年の物語。出てくる人がほとんどいい人たち(母親とその婚約者がなんともいえない人であるのがとても切ない)で、幼い姉妹が周りの温かい眼差しに見守られて成長し、また自分たちも他の人へと手を差し伸べる様子が清々しく、読後感も良かった。それによりそうヨウムのネネに癒される。 人生を追いかけるような小説というのは、読み切った時の不思議な満足度がある気がする。

椎原@z4hara2026年1月12日読んでるお姉ちゃん力強ぇぇ!親を早々に見限り自分たちで頑張って生きてく!て、サラッと描かれてるけどめちゃくちゃ根性あるし強いよ!偉い!強い!妹ちゃんもなかなかマイペースでだけど全然人生悲観してない的な?ヨウムちゃんとか周りの人が優しくて良かったね!ウンウン!て感じであったか〜な人間ドラマが良きでしたわ。あとちょいで読み切る〜



トマト1号@tomato_12025年10月26日読み終わったaudible@ 自宅登場人物たちの嘘のないやりとり。そこに差し挟まれるヨウムのいたって真剣な「発言」。このバランスやペース感が巧みで、ファンタジックな設定に自然に入り込んでゆく。 書き手の、澄んだ水のように清らかでいて透徹した目線、人の半生という長大な時間を丁寧でありながら軽やかに描く手腕に身を任せ、心が解きほぐされていく時間を過ごした。 登場人物たちの距離感や「地域」という生きた存在を羨ましく思った。洋楽やクラシックのネタも薬味として絶妙。 ※audible。物語に入り込んで最後まで聴くことができた。けれど「読んだ」とは言えないかな……うーん、保留!! 登場人物たちの名前を漢字でどう書くのか、読了後にレビューで知るという初めての体験…ナラティブを丁寧に織り込んだ作品だからこそ語りのスタイルで読み終えることができたのかな、と思ったり。 アナウンサーの神崎寿美代という方による落ち着いた朗読(また、ネネの声の可愛らしさ)もよかった。
minira@rena840772025年5月9日読み終わった初めて読んだ作家さん。 登場人物の描写がリアルで、まるで現実にいるような知り合いのような錯覚に陥りました。 理佐と律の姉妹、その周りの人々の成長と旅立ちが微笑ましく、温かい気持ちになりました。



- memo@winkmoon2025年3月22日かつて読んだデビュー作の『きみは永遠にそいつらより若い』は日常のふとした瞬間に突き刺さる悪意と、それに対してどうぶつかって折り合いをつけたりつけられなかったり、そうする必要すらもないと思ったりして、でも絶対に悪意をぶつけてくるあいつらより確かに「君は永遠にそいつらより若い」と言ってくれる本だった。それに対してこの『水車小屋のネネ』は「良心」がテーマの話だったように思う。みんなの良心をもらって育ったりさとりつの、その周囲の人々との交感が丁寧に描かれながら、津村作品といえば…感すらある「きみを侵害するおとな」とか「ロスジェネ(氷河期世代)」に加えて、今回は震災というキーワードが現れた。だけど、被災地をおそった様々な現象や被災した人々のエピソードとかが詳細に語られることはなくて、そういう出来事を安易に語らず、物語化して消費する方向には持っていかないというところは、津村記久子の作品の特徴であり信頼できる部分だと思う。だから自分は津村の本が好きで、ずっと読んでいたいと思うんだろうなーと今回もじっくり考えた、、いい本だった


イシイルカ@ishiiruka04211900年1月1日読み終わった健気にもまだ幼い妹を連れてふたりで暮らして行こうと決める、高校を卒業したばかりの姉。 勤め先の蕎麦屋は人の言葉を上手に話すヨウムが石臼の番をするという風変わりな場所。そのヨウムのネネの相手をするのが彼女の仕事のひとつでもある。 育った環境もあるのか実際の年齢の割には大人びた言動をする妹のりっちゃんこと律と、無責任で呆れた母親に翻弄されるしっかり者のお姉さん、理佐のコンビは危なっかしいように見えてきちんと周囲との絶妙なバランスを保って生き抜いて言ってるように見える。 コツコツと爪に火を点すようにお金を貯めて小さな冷蔵庫を買い、学校でいじめられようがふたりで懸命に生きていく姉妹の姿は胸を打つ。 第二話になり、急に律が大人の女性になっていてニルヴァーナなんか聴くようになっていて驚く。 波のように姉妹ふたりが翻弄された第一話とうってかわって、静かに穏やかに物語は進む。 そして台風の夜。 聡という青年と姉妹の微妙な距離感。間にネネが。 常にさらっとした描写だけれどもそこに出てくる音楽はかなり渋くていい曲ばかり。 そして第三話。更に八年が経過する。 蕎麦屋の閉店、そして夫婦になった理佐と聡。 ネネと律。 そして新たなる水車小屋のメンバーとなる研司くんが、かなりの事件性とともに登場。 律が自らの中学生時代を思い起こし、姉の苦労や勇気を考えて、彼の勉強をみてあげる様子は、ずっと姉妹の生活を読んでいた身としては微笑ましいし、とても律らしいなあ、とも思う。 藤沢先生の言う 「誰かに親切にしなきゃ、人生は長くて退屈なものですよ」という言葉が沁みる。 最後の第四話。 2011年。震災の年。 寛美さんのように、あの日、気持ちが暗くなるニュースを職業として延々と伝えなければならなかった人々のことを思う。 震災、そしてコロナ禍と、登場人物たちを巡る年月は流れていき、いなくなってしまった人は思い出の中に、優しい記憶として残っていく。 いい物語だったなあ。 2025/12/13


























