水車小屋のネネ

25件の記録
サブマリン@prpr_712026年7月1日読み終わったこの本は長い、という感想を読んだ。 誰がなんて思おうと勝手だけど、これを長いと感じる感性の人と私は分かり合えないなと思った。 本やドラマ、映画は読んだり観終わったりした時点で一度その登場人物たちと別れなければならない、 わたしはそれがいつもたまらなく悲しい。 でも、水車小屋のネネは、多くは語らない登場人物たちの"その後"をしっかり描いてくれていて、 その時点でありがとうと言いたくなった。 登場人物たちの成長や歳を重ねていく様子を描く必要があるため、どうしてもボリュームが多くなってしまうが、そこがまた良くて。 一気に読むのではなく、年代ごと、登場人物たちの歳を重ねていく様子に合わせてこちらもゆっくり読むのに向いている作品だった。 本を読んでいる側のわたしは、登場人物たちの行方を見守っているはずなのに、 読み終わった時 こちらが寂しくならないようにずっと寄り添って見守ってもらっていたような感覚になる 読了後、胸の中ぎ本当に温かった。


サブマリン@prpr_712026年6月19日読んでる読んで数ページでグッと引き込まれた。 律ちゃんとサ行が苦手なネネがおもしろくてかわいい。聡、お前絶対いい奴だよな!? 大事に読み進めたいと思います。




リチ@richi2026年5月21日読み終わったaudibleにて。18歳と8歳の姉妹を追いかけた40年の物語。出てくる人がほとんどいい人たち(母親とその婚約者がなんともいえない人であるのがとても切ない)で、幼い姉妹が周りの温かい眼差しに見守られて成長し、また自分たちも他の人へと手を差し伸べる様子が清々しく、読後感も良かった。それによりそうヨウムのネネに癒される。 人生を追いかけるような小説というのは、読み切った時の不思議な満足度がある気がする。

椎原@z4hara2026年1月12日読んでるお姉ちゃん力強ぇぇ!親を早々に見限り自分たちで頑張って生きてく!て、サラッと描かれてるけどめちゃくちゃ根性あるし強いよ!偉い!強い!妹ちゃんもなかなかマイペースでだけど全然人生悲観してない的な?ヨウムちゃんとか周りの人が優しくて良かったね!ウンウン!て感じであったか〜な人間ドラマが良きでしたわ。あとちょいで読み切る〜



トマト1号@tomato_12025年10月26日読み終わったaudible@ 自宅登場人物たちの嘘のないやりとり。そこに差し挟まれるヨウムのいたって真剣な「発言」。このバランスやペース感が巧みで、ファンタジックな設定に自然に入り込んでゆく。 書き手の、澄んだ水のように清らかでいて透徹した目線、人の半生という長大な時間を丁寧でありながら軽やかに描く手腕に身を任せ、心が解きほぐされていく時間を過ごした。 登場人物たちの距離感や「地域」という生きた存在を羨ましく思った。洋楽やクラシックのネタも薬味として絶妙。 ※audible。物語に入り込んで最後まで聴くことができた。けれど「読んだ」とは言えないかな……うーん、保留!! 登場人物たちの名前を漢字でどう書くのか、読了後にレビューで知るという初めての体験…ナラティブを丁寧に織り込んだ作品だからこそ語りのスタイルで読み終えることができたのかな、と思ったり。 アナウンサーの神崎寿美代という方による落ち着いた朗読(また、ネネの声の可愛らしさ)もよかった。
minira@rena840772025年5月9日読み終わった初めて読んだ作家さん。 登場人物の描写がリアルで、まるで現実にいるような知り合いのような錯覚に陥りました。 理佐と律の姉妹、その周りの人々の成長と旅立ちが微笑ましく、温かい気持ちになりました。



- memo@winkmoon2025年3月22日かつて読んだデビュー作の『きみは永遠にそいつらより若い』は日常のふとした瞬間に突き刺さる悪意と、それに対してどうぶつかって折り合いをつけたりつけられなかったり、そうする必要すらもないと思ったりして、でも絶対に悪意をぶつけてくるあいつらより確かに「君は永遠にそいつらより若い」と言ってくれる本だった。それに対してこの『水車小屋のネネ』は「良心」がテーマの話だったように思う。みんなの良心をもらって育ったりさとりつの、その周囲の人々との交感が丁寧に描かれながら、津村作品といえば…感すらある「きみを侵害するおとな」とか「ロスジェネ(氷河期世代)」に加えて、今回は震災というキーワードが現れた。だけど、被災地をおそった様々な現象や被災した人々のエピソードとかが詳細に語られることはなくて、そういう出来事を安易に語らず、物語化して消費する方向には持っていかないというところは、津村記久子の作品の特徴であり信頼できる部分だと思う。だから自分は津村の本が好きで、ずっと読んでいたいと思うんだろうなーと今回もじっくり考えた、、いい本だった





















