精神疾患をもつ人への支援で、壁にぶち当たったら読む本

精神疾患をもつ人への支援で、壁にぶち当たったら読む本
精神疾患をもつ人への支援で、壁にぶち当たったら読む本
小瀬古伸幸
進あすか
医学書院
2025年4月7日
8件の記録
  • いも
    @jemm
    2025年5月18日
  • 発売日に早速購入。前作の通称「横綱本」はある意味で教科書的な例を伝えるものだったが、今回はとにかく「壁」にぶち当たった例ばかりが登場する。 こきおろし、リストカット、オーバードーズ、アルコール依存、認知の歪み、利用者とその家族との板挟み。身に覚えがあったり、こういう状況あるよね…という事例のオンパレードで、読みながら眉間に皺がより、いつのまにか目に涙が。 支援者が支援される側に抱く陰性感情やべき論としっかり向き合い、その都度アセスメントしていくことがいかに重要か学べた。 個人的に刺さったのは、やりたいこと・望みが出てこない人に「自立性の押し付け」をするのではなく、「自立性の回復」を目指すことが大切だという点。「それは自分で決めなきゃいけないことです」の一点張りでは本人が八方塞がりに感じ、支援開始時よりも状況が悪化する可能性がある。正直に言うと自分もこれをやっていたので反省した。 反省と後悔の念に苛まれ、これからどうすればいいのだろうか?と悩みながら最後のページを開くと、執筆協力者代表の進あすかさんのあとがきに慰められ、勇気づけられる。(ちなみに私は小瀬子伸幸さん・進あすかさんが出演されているYouTubeを一時期ずっと見ており、ご本人との面識はないものの勝手に理想の上司として尊敬している) 帯の裏面には「看護師、作業療法士、理学療法士、保健師、相談支援専門員、ヘルパー・・・地域で支えるすべての人へ」とある。私は専門職ではないが、一番最後の「地域で支える人」に該当する。「横綱本」「壁本」を熟読し、新年度も現場と向き合っていこうと思う。
    精神疾患をもつ人への支援で、壁にぶち当たったら読む本
  • こもる
    こもる
    @lost
    2025年4月6日
  • ピカット
    ピカット
    @pkt0107
    2025年4月6日
  • watabe
    @watako_3
    2025年4月6日
  • ふうか。
    ふうか。
    @fukafukafuu
    2025年3月30日
  • ゆーき
    ゆーき
    @noahsark
    2025年3月17日
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