リヴァイアサン

11件の記録
- ゆい奈@tu1_book2025年6月4日読み終わった@ 自宅ひとりの男が道端で爆死した。制作中の爆弾が爆発したことにより、死体は15m範囲に散らばっていた。その男は各地の女神像を爆破しつづけた“自由の怪人”であり、わたしの親友だった。ーーーという具合で物語はすすんでいくのだけど、これがまあおもしろい。おもしろいったらない。すべての出会いは必然であり、起こりうる物事に無駄なものなんてないということを、ありありと痛感させられた。いや〜オースターおもしろい。たまらん。 p88「我々一人ひとりが、何らかの形でサックスの死とつながっているのであり、我々一人ひとりの物語も同時に語らないことには、サックスの物語を語ることにもならない。何もかもがほかの何もかもとつながっていて、全ての物語はほかのすべての物語とオーバーラップする。」
- ゆい奈@tu1_book2025年5月30日読んでる読んで寝るP165「私は私自身に失望し、世界に失望していた。どんなに強い人間も弱いのだ。そう私は思った。どんなに勇敢な人間にも勇気が欠けている。どんなに賢い人間も無知なのだ。」 オースターたまらんな。めちゃくちゃおもしろい。そして毎度生まれる、オースターが好きなのか、柴田元幸さんの訳が好きなのか、どっちなんだいというあれなのだけど、結局のところ、どちらも欠けてはならぬ存在で、どちらも好きなのだという何の変哲も無い着地をみせて満たされるなど。もうちょっと読んで寝る。
- ゆい奈@tu1_book2025年5月24日読み始めた読んで寝る今週読もう〜とおもってたのに、もう週末。なんてこった。読書は思い通りに進まない。想像していなかったものを読まされていく。事実、わたしは今、児童書に興味関心をもっていかれています。どんどん派生していきます。移ろいゆく思考を楽しみます。よろしくお願いします。ひとまず寝る前にちょこっと読んでみる。