暴力のエスノグラフィー

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いっちー@icchii3172026年6月4日借りてきたちらっと読んだ屠殺の不可視化、あるいは意図的な可視化と、「憐れみ」についての考察。本の大半がエスノグラフィだけど、政治についての本みたいだ。 『反共感論』の主張にも近いかもしれない。情動的共感、生まれながらに備わっている共感を、政治的に利用している。他の全てを隠しているからこそ、ごく一部が見えると感情が大きく動かされる。 「隠れたものを可視化する行為が政治や社会を変革するための戦術として採用されたても、むしろ隠れたものをさらに隠蔽するための効果的な方法を生み出してしまう可能性がある。」p302 さらに娯楽目的に変化してしまうことさえ考えられる。それこそディストピアすぎる。。。 憐れみは快感にもなりうる。。 どんな場所でも、衛生面や、倫理面で厳しいと思われる屠殺現場でさえも、見えない場所での忌まわしい習慣は継続するし、都合の悪いものを隔離して監視するメカニズムによって、現場で働く人からも全体像が見えないような仕組みになっているという話。 デヴィッド・グレーバーの「官僚制のユートピア」が関連本。やはりグレーバーとフーコーやな。あとはノルベルト・エリアスという人の理論も引き合いに出されているらしい。エリアスとフーコーを対比しているらしく、それは暴力の減少ではなく、被支配者と権力者の距離に焦点を置いているかららしい。

🌜🫖@gn8tea2025年7月6日気になるちょっと開いた産業屠殺場について。 図書館で少し読んだが、借りたい本が多くなりすぎたのでまた今度ゆっくり読む。 肉を食べる方にも読んでほしいな〜なんて…… 同じ棚に、肉食について肯定的に書かれた本と、屠殺についての本と、動物病院についての本が並んでいて、なんかすごかった。人間に可愛がられ、甲斐甲斐しくお世話され、医療ケアを受ける動物と、社会から隔離された場所で、日々機械的に殺され続ける何万頭もの動物。人間社会における動物の扱いの対比を物語る棚だった。






