ジェノサイド 下

ジェノサイド 下
ジェノサイド 下
高野和明
KADOKAWA
2013年12月25日
7件の記録
  • もかりょ
    @ryoca_0110
    2025年10月30日
    難病の薬を開発して子どもたちを救えるか、という壮大なテーマ。 アメリカ・コンゴ・日本の3つの舞台が、物語の進行とともにひとつに繋がっていく展開が見事だった。 最初は日本編ばかり気になっていたけど、コンゴの物語がどんどん面白くなり、下巻の後半は涙&excitingな気持ちが行ったり来たり。 登場人物が多くてアメリカ編は少し混乱したけど、それもスケールの大きさゆえ。 これが映画化されたら、特に飛行機(戦闘機?)のシーンはすごい迫力になるんだろうなと思いつつも、実写化はがっかりすることが多いので、やめておいた方がいいかもしれない。 最初はアキリが少し気味悪く感じたけれど、読み進めるうちに「可愛い」としか思えなくなってきた。 著者はマーベル好きなのかな?と思うほど、関連ワードが多くてニヤリとした。
  • mari
    mari
    @mari_n
    2025年10月11日
  • とーる
    @beel_00
    2025年9月7日
  • のん
    のん
    @norie1010saran
    2025年5月12日
    アフリカでの戦争・内乱シーンが残酷すぎた。 そして展開が面白すぎる!! ◉一生心に残るシーン ハイズマン博士が人間を「金が儲かるから助け合う"大量殺戮を行うヒト"」と定義したことに対して、ルーベンスが反証を唱えるシーン 「現生人類の数です。六十五億という個体数は、大型哺乳類としては桁外れの繁栄と言えます。これはつまり、排他的な行為に対し、利他的な行為が上回った結果と言えるのではないですか?つまり我々は悪よりも善の性向がわずかに上回り、辛うじて”助け合うヒト”としての面目を保っているのではないでしょうか」 「では何の見返りもなく、自分の命を危険にさらしてまで他者を救おうとする人間がいたとしたら?駅のホームから転落した外国人を救助しようとしたり、あるいは命懸けで新薬の開発に挑むとか、そういう人間もいるでしょう」 「極めて少数だがな。それも一種の、進化した人類だと言えるんじゃないか?」 欲に溺れて本能のまま動物のように生きるより、人を思い助け合おうとする進化した人間として生きたいと思った。
  • ポキール
    ポキール
    @poquill
    2025年4月27日
  • 化学考証や参考文献がしっかりとしているのでSFとして破綻の無い作品です 現在のアメリカ情勢に通ずる所があるのでこのタイミングで読むとより面白いかもしれません
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