
のん
@norie1010saran
- 2026年9月19日
- 2026年8月30日
暇と退屈の倫理学國分功一郎読み終わった読み終わるのに3ヶ月かかった。 もう一度読まないと恐らく結論までの過程をちゃんと消化できないと思う。 全部読んで最後に残った感想が「結果よりそれに辿り着くまでの過程が重要だ」というものだ。何かをするにあたって心の底からマジにれて楽しめたかが重要だ。 -ハッとした引用----- たとえば、「資格がなければ社会では認めてもらえない」「資格をとっておけば安心だ」という世間の声。この大きく鳴り響いている声に耳を傾けていれば、苦しさから逃れられる。 そうして、資格取得の決断を下す。決断してしまえば本当に快適である。資格試験の奴隷であることはこの上なく楽だ。しかも、世間からは「一生懸命頑張っているね」とめてもらえる。というか、周囲はめる以外にない。 ハイデッガーはそうしたあり方を指して「狂気」と言ったのだった。それは、好きで物事に打ち込むのとは訳が違う。自分の奥底から響いてくる声から逃れるために奴隷になったのだから。 ---------- 資格だって、勉強するのが楽しいと感じれたら自ら進んで奴隷になる惨事は起こらない。 パーティーの例に関して。葉巻もあったし高いお酒もあった。でもそのパーティーはとても退屈だったとあった。退屈だったのは楽しめなかったからだ。葉巻、貴重なお酒をを楽しむ術を知らなかったからだ。 楽しむにも訓練がいる。 だから勉強がいる。勉強は楽しむための訓練だ。知っているものが多い程、より世界が鮮明にワクワクして見える。 そして自分が何に対してガチでマジで楽しいと感じているのか、自分を研究すると良い。 最近、魚豊さんの「ひゃくえむ」というアニメ映画を見たけど、これと同じものを感じた。短距離走選手の主人公は走る理由を「人のために走る」「自分は早いから走る」「記録のために走る」と述べる。でもなんだかしっくり来ない。紆余曲折あり最終的に辿りたいた答えが「ガチになるため」「楽しいから走る」というすごくシンプルなものだった。でも、誰にもどんな考えにも揺さぶられない確固たる答えを見つけ出した。 「ガチになる」から逃げないように生きていきたい。 - 2026年8月22日
国宝下花道篇 (朝日文庫)吉田修一読み終わった語り口が落語みたいだなと感じた。 そしてこの語りが終盤になるにつれ不気味に感じてくる。 私はこの語部を"芸事の神様"ではないかと思った。 喜久雄が神社で「悪魔と契約した」とも言っていたが、悪魔ではなく所謂神様だったのでは? 神様は大切なものを守るためだったら何だってする。 歌舞伎の芸を守るためなら何だってする。 芸事を守るためなら(人間目線で)人を幸福にだってするし、不幸にだってする。 最後の賞賛のような語りの内容が不穏な感じたのは、 どんどん精神的な破滅に向かい、踊りながら狂って車道に飛び出した主人公を、芸事しか知らない哀れで素晴らしいこの役者に拍手を送ってって称賛しているからだ。 そして何より、何かを究極まで極めるという事は孤独に身を置くことに他ならず、誰にも理解できない世界に閉じこもってしまうことでもあるのではと思った。 - 2026年4月4日
木挽町のあだ討ち永井紗耶子読み終わった時代劇xミステリーの小説は初めてで、話題になっているとの事で買った。 最後のネタ証しが面白いのはもちろん面白いが、それと同じくらい周りの登場人物が森田屋に流れ着いたヒストリーがグッと来た。 この小説の登場人物達のように お芝居や作り話に救われるのは私も同じだ。 映画、ドラマ、本にいつも救われている。 現代に生きる人みんなそうなんじゃないかな。 この本を読んで、芝居、物語って人間が生み出した宝物なんだなって改めて実感した。 - 2026年3月13日
- 2026年2月21日
砂漠伊坂幸太郎読み終わった西嶋みたいなヤツがいたら最初は絶対嫌厭すると思う。 でも、読み終わったら必ず西嶋が好きになる。 社会に揉まれまくった今読んだからもっと西嶋のダサさがかっこよく見える不思議。 -その気になればね、砂漠にだって雪降らせることもできるんですよ! -「人間とは、自分と関係のない不幸な出来事に、くよくよすることだ!」 -生きていくのは、計算やチェックポイントの確認じゃ なくて、悶えて、「分かんねぇよ、どうなってんだよ」と髪の毛をくしゃくしゃやりながら、進んでいくことなのかもしれない」 -今、目の前で泣いている人間を救えない人間がね、 明日、世界を救えるわけがないんですよ -そうやって、賢いフリをして、何が楽しいんですか。 この国の大半の人間たちはね、馬鹿を見ることを恐れて、 何もしないじゃないですか。 馬鹿を見ることを死ぬほど恐れてる、馬鹿ばっかりですよ -俺にとっては黄金時代は今ですからね。 この今しかないんですよ。 過去のこととか先のことはどうでも良くてね、 今、できることをやるんですよ 心の中に西嶋を宿して生きていきたい - 2026年2月21日
死体と話すバーバラ・ブッチャー,福井久美子読み終わった定期的に来るルポとかノンフィクション読みたい熱が湧いたので読んだ。 死から見えるものが沢山ある。 作者が現役の頃のNYの様子が生々しく書いてあった。 そして9.11テロのパートは読んでてすごく辛くなった。 ニュースで見てただけだったから、実際にどんな現場だったのか全く知らなかった。 読んで良かった! - 2025年11月22日
舟を編む三浦しをん読みたい言葉は重い。 特に海外ではそう感じる。 言葉が伝わらないとスーパーで買い物なんてできないし、銀行で口座作れないし、携帯の契約だってできない。つまり、ライフラインが構築できない。生活ができないのだ。お金だって稼げない。自分の生活を守ってあげれない。 言葉は武器だ。 そんな感じで生きている中で、この本を読んでハッとさせられた。 自分を守るための武器として言葉を使う意識はあっても、自分の心を言葉に鮮明に反映させる豊かさみたいなものまで気を遣えていなかった。 もっと自分の気持ちにフィットする言葉を知っていれば、もっと深い部分で人と繋がれるかもしれないし、この国の本を味わいながら読めたりできるかもしれない。 言葉は希望かもしれない、と感じた。 積読の中の辞書を引っ張り出して、本みたいに読んでみたいと思った。 - 2025年11月21日
- 2025年11月18日
- 2025年11月18日
心にとって時間とは何か青山拓央読みたい - 2025年11月10日
虚弱に生きる絶対に終電を逃さない女読みたい - 2025年11月2日
大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件カーク・ウォレス・ジョンソン,矢野真千子読みたい - 2025年11月2日
とるにたらないものもの江國香織読みたい - 2025年11月2日
日々ごはん(12)高山なおみ読みたい - 2025年11月2日
エリーザベト美しき皇妃の伝説 上ブリギッテ・ハーマン読みたい - 2025年11月2日
データリテラシー入門友原章典読みたい - 2025年11月2日
残像に口紅を (中公文庫)筒井康隆読み終わった特定の文字が消えるごとに変わっていく世界の話。 使える言葉が制限されていくのでどんどん文章が短くなっていく。言葉が短くなると会話が乱雑になっていく。 言葉が短くなると、男っぽい印象を受けるのに改めてびっくりした。(今日の晩御飯って何かな?→飯、何だ?) 私達は円滑な関係を作れるよう、もしくは思いを伝えられるように日々巧みに文字を操って人と接してる。 だんだんと言葉が乱暴になり、言葉に釣られて作者も乱暴になり、世界も乱暴になり、彩が消えていく。 初めての感覚の小説だった。 - 2025年11月2日
赤と青のガウン彬子女王読みたい - 2025年11月1日
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