国籍と遺書、兄への手紙
18件の記録
ヒヨリ@charonll2026年7月27日読み終わった「もしも」ばかり考える最近。最近は日本にいるのがしんどくて、どうしたらいいか分からないのでひたすら本を読んでみる…「弱いのは個人ではなく社会の支え」 その通り、その通りだ 本当に… 差別は人々の生も死も否定する。 もはや個人の思想のレベルを超えて、社会構造(装置)として差別が機能している今、その中で生きた人の歴史を知ることについて考える。 "そもそも日本の植民地支配がなければ、祖父たちは日本に渡ってきていないかもしれません。もしもその後、朝鮮戦争が起きていなければ、祖父たちはもっと早く、故郷に戻ることができたかもしれません。そうなっていれば、父さんと母さんは出会うことがなく、兄さんも私も、生まれていなかったでしょう。 この「もしも」を突き詰めると、複雑な思いになります。すべての時計を巻き戻し、戦争が起きて自分が生まれる世界の運命と、戦争が起きず私が生まれない道が選べるなら、私は後者を選びたい、と思うことがあります。 でも、一度進んだ時計は、二度と巻き戻すことはできません。そして私は、私たちは、「生まれてきてしまった」のです。 占領も、戦争も、起きてしまったのではなく、起こされてしまったものです。ただ私は、「生まれてきてしまった」ではなく、「生まれてこれた」と言えるよう、自分の命を何のために使うのかを考えています。"

ユウキ@sonidori7772026年7月20日読み終わった父が在日コリアン二世だと知り、自分のルーツを探好き旅に出た著者が向き合う、ルーツとは、故郷とは、そして日本における激しい差別、日本が取り残してきた歴史、そして父や兄が死を選ばざるを得なかった社会についての記録。 読みながら、差別のせいで語ることのできないルーツ、家族の物語の断絶は石原真衣の著作についても思い出す。 日本人による激しい在日コリアンへの差別、ヘイトクライムに怒りがわいてくる、本当になんでこんな国なんでしょうね………。



kotay@kotay2026年2月1日読み終わった読んだタイミングがたまたま衆院選に重なった。いろんな人が住むこの社会が豊かになりますように。 本の中でちゃんへん、さんの箇所が心に刺さった。 日本社会の中で自分が圧倒的マジョリティの立場にいることを忘れずにいたい。
ノエタロス@Di_Noel022023年10月30日読み終わった冒頭から最後まで、のめり込むように読んだ。人種や「◯◯人」などといった括りはあっても、私たち一人ひとりのルーツは多様で複雑。日本生まれ日本育ちの人もいれば、かつて朝鮮から日本へ渡ってきた人、日本育ちでも親が在日コリアンの人もいたり。 しかしルーツや民族意識の違いから他者を傷つけ、排除し、殺戮してきた歴史を忘れてはいけないし、それはいまも世界中で続いている。本の最後にある「違いが違いとして、ただそこに自然と存在することができる社会が、生き心地のいい場所なのだと、私は思う」という言葉。 本当にその通りだと思うし、違いを憎んだり貶めたり、虐殺の理由にすることなど正当化できない。 ルーツとは、家族とは、そして人と人とのつながりとは何か。 その問いを、この本をきっかけにして自身も考えてみようと思う。









