あなたが消された未来

あなたが消された未来
あなたが消された未来
ジョージ・エストライク
柴田裕之
みすず書房
2021年5月19日
5件の記録
  • はぴ
    はぴ
    @happy-reads
    2026年6月28日
    例えばバイオテクノロジー。 使うべきか、べからざるか、ってハナシじゃなく。どんな技術なのか、どんな結果が考えられるのか、どう選択すべきか、ってハナシでもなく。 その技術を、選択の方法や提案を、科学者や企業が「どう語っているのか」に注目してみる。 どんなふうに「説明」しているのか。 いや、説明して選択を促しているように見せて、その実その語りってやつはまごうことなき「説得」でもある。価値観を誘導するレトリック。社会の眼差しを映し出す鏡。 抽象化、単純化して、ひとつのカテゴリー(一般論)として「障害」をひとくくりに語ることの、無自覚の(あるいは意図的な…)大きな影響力。 ネガティブなイメージ(知的障害は攻撃的になる)であれ、善意で理想化されたキャラクター像であれ(ダウン症は純粋無垢)、 そのレトリックは、彼らも生身の人間であることを見えなくする。彼らの存在を社会から締め出す。 私は身内や身近な人に、そういう「障害」に分類される人はあまりいない。いや、それこそ可視化されていないだけかも。見ようとしていないのかも。。 同時並行で小林亜津子せんせの生命倫理の本を読んでるけど、あっちは善悪(選択)の基準は何か、を問うものだった。 それももちろんダイジだけど、選択を提供している(ように見せかけている)レトリックに対して、私たちはもっと意識的になったほうがいいのかもしれない。
  • 読書日和
    読書日和
    @miou-books
    2026年6月27日
  • はぴ
    はぴ
    @happy-reads
    2026年6月25日
    テクノロジーと優生思想の売り込みについて。なかなかショッキングなタイトル!生命倫理
  • はぴ
    はぴ
    @happy-reads
    2026年6月25日
    最近、自然派ママさんや個性心理学(占い)好きママさんに出会って感じた違和感…いや、ストレートに言おう、嫌悪感の理由がわかった。 「個性を理解しよう」を謳っている彼女たち自身が、個性的であること(理解の範疇を越えること、違っていること)に対してひじょーに排他的であることが、イヤなんだ。 でも善意と正義感でまっすぐに活動しているいい人たちだから、イヤなんだ。 極悪で嫌な人たちなら良かったのに。 「障害」とされる特性、困りごと、違いは、社会が「正常」と比較して設定する。 そして「障害」認定された人は、過失や無知による罰や「望ましくない未来」の象徴として扱われる(もっぱら、ワクチンや食習慣に結びつけて)。 「個性を理解しよう」っていいながら、個性的な存在を排除対象とする。 カテゴリーに当てはめて「相手について分かりました」とスッキリすることが、本当に「コミュニケーション学」なんだろうか?? それって、しっかり暴力的じゃあないか。 善意と正義感が、どうして差別と暴力に繋がってしまうんだろう…
  • テクノロジーと優生思想の売り込みについて 「新しいバイオテクノロジーの助けを借りようというのなら、そうしたテクノロジーの正体をはっきり見極めなくてはならない。そして、有り体に言えば、そのバイオテクノロジーが障害についての私たちの誤解や、「正常」という、有害なことが多い考え方への傾倒を反映し、増幅していることにも気づかなくてはならない」 2021年7月10日毎日新聞書評欄掲載
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