かないくん

6件の記録
しずく@nyanko25252026年5月15日読み終わったブックカフェで読んだ大好きな松本大洋さんの絵と、谷川俊太郎さんの文。 『谷川俊太郎が、一夜で綴り、松本大洋が、二年かけて描いた。』 以前テレビで、谷川俊太郎さんの絵本『ぼく』の制作特集をしていた。絵を描く合田里美さんが何度も何度も描き直している姿を見て、「ああ、、、」と感慨を覚えた。絵本編集者の筒井大介さんの展覧会を見た時も思った。私たちは最初から完全な作品(絵本)を見ているから気づきにくいけれど、この“完全“に至るまでにたくさんの習作があるということを。今まで私は当たり前のように完全のみを見ていたので、最近やっとそこに思いが至るようになり、この絵本もじっくりと見て、読んだ。 文と絵を見て、文だけを読んで、絵だけを見た。 より、心に沁みていく気がした。 『真っ白なまぶしい世界の中で、 突然私は「始まった」と思った。』 私にはこの言葉がわからなくて、でもいつかわかりたいなと思った。


菜穂@mblaq_08252025年11月30日読み終わった本のある暮らし積読家福岡市総合図書館の古本市で出逢った『かないくん』。本書は「死」をテーマにしながら、重く沈みきらず、胸の奥に静かな問いを残します。私はこれまで多くの死を経験してきましたが、何度向き合っても慣れることはありません。特に、大切な人が傍からいなくなる恐怖は消えないままです。本書は、死を理解できない自分や恐れを抱く心を否定せず、そのまま受け入れていてもいいのだと、そっと教えてくれました。いつか訪れる「始まり」のときに、答えが見えてくるのかもしれません。
















