錦繍(新潮文庫)

13件の記録
ヴァイオレット@violet51092026年10月9日読み終わった📚「錦繍」宮本輝 紅葉の蔵王、ゴンドラの中で偶然再会した元夫婦。十年前、ある事件をきっかけに別れた亜紀と靖明は、ろくに言葉も交わせず離れるが、亜紀が一通の手紙を書いたことから往復書簡が始まる。語られなかった過去と、その後の歳月が少しずつ明かされていく。 心に残ったのは、亜紀が通うモーツァルトの喫茶店の場面だ。音楽に耳を傾けるうち、生と死は同じものかもしれないと彼女が思い至るくだりに、しばらく頁をめくる手が止まった。 過去に悔いを残している方、誰かに手紙を書きたくなった時におすすめ。紅葉の季節に、ゆっくり味わいたい一冊。 #読了 #錦繍 #宮本輝 #新潮文庫- アツイ@3sunsperson2026年9月22日読み終わった⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 随分昔に星々の悲しみを読んで、あの、答えのない、なまなましい短編が好きで。なんとなく、久しぶりに同じ人の本を今読んだらどうなるんだろうと、パッと本屋で取って読んだもの。 帯と序盤の感じからは想像できない、というか、いろんな話が、しっかり交錯するわけでもなく重なっていく感じが、それこそ生と死って感じ。この形式というか、この文体ならではの厚みのある説得力になってる気がして、結構な満足感でした。やっぱり好き。 男性、女性の役割みたいな描写がえらく古いよなぁと思ってたら、自分が生まれるより前の本だったから、まぁこんなもんか。(1982年)

林雄司@hayashiyuji2025年12月31日読み終わったメロドラマかと思ったら宇宙とか生命とな言い始めた。NHK FMで松尾スズキが朗読しててそれがすごくよかった。 いまとなってはその価値観どうよってところあるけど、そんなことどうでもいいじゃんって言っちゃうぐらいの面白さはある。- なの@nagae-n1900年1月1日読み終わったいったいこれまでに何回読み返したことか。初めて読んだときは主人公達は随分と年上で。やがて同世代となり、今やこちらが人生の先輩に。振り返るほどの過去もなかった若い時と今とでは感想もだいぶ変わったかな。「業」という言葉の意味は、益々深く、難解なものになりつつあります。



