ちいさくて空気の淀んだ地元の新刊書店で、予約していた若草同盟2巻を受け取った。前巻の内容を当然忘れているため（いつもそう）、1巻の後半部分を読み返した。 漫画賞の景品をみて「商品券なら売れば現金になる‼︎」と目を光らせるカイロ。うれしいですよね！換金できる商品券。自分もこのあいだ退職した時に6,000円分の商品券をもらった。セブン&アイグループの。帰宅後に中身を知り、そのそっけのなさに一旦腹が立ったけど、ありがたく受け取った。数カ月後わたしは困窮モードに突入。その最中でスマホが急に壊れた。秋葉原のチケット屋で換金→それを足しにしてイオシスで中古スマホ入手……という冬の日があった。2巻、読もう……。

2巻に備えて1巻をまず。生活をかたちづくるものと人生をかたちづくるものは必ずしも一緒ではない。ベン図かな。幸せになってほしいなこの2人には、と実在の人のことのように願ってしまう。勇気のあるよいマンガ。