たましひの薄衣
12件の記録
花 ゆき乃@floryukino2026年5月31日読み終わったひそやかに大切にしてきた透明の石を小箱にしまい鍵をかけ、その鍵はうつくしい硝子細工、それを川の底へ沈めるようなうつくしい歌集だった。生活から詠まれているのに生活の猥雑さが排除された清潔感、潔癖というべきかもしれない、うつくしかった


Ryu@dododokado2026年5月31日読んでる山わたる風を恋ひしみevianのボトルは夜の卓を澄みゆく 雨降れば雨匂ひたち方舟の記憶遥けきゆふべとなりぬ 感情のうつはとなりて昇りをり夜の終着駅の階(きざはし) 頬よせて中から海を見やるとき窓もひとつのちひさき水際(みぎは) どの船も各々白い波を曳くさびしき午後の海を見てをり 豪深きゆゑといはねど人間もくちづけられし場所より灯る ルノワールの裸婦のびやかに身を反らし桃剝けば実のあらはなる惨







