間の悪いスフレ

間の悪いスフレ
間の悪いスフレ
近藤史恵
東京創元社
2023年9月29日
7件の記録
  • 旅行先の図書館で発見・読了 コロナ禍やイスラエル侵攻など急に現実とリンクしてきて驚いた。その分一気に心が小説にのめり込んだ。 一言で言えば色々な価値観のお話だったと思う、全部異なる話だったけれど無意識的な価値観の違いに苦悩していたりそれに気づかなかったり、私自身もはっとさせられたことも多かった。偏りのない世界で生きることは不可能だから、それを知った上で、人の価値観も受け入れた上で生きたいと思った。このシリーズとても好き〜
  • Hoshiduru
    Hoshiduru
    @lilimoe
    2025年6月20日
    白夜行の休憩にぼちぼち読み進めてたんだけど人間の意地汚さはこちらも負けず劣らずなのよな。とはいえ、それを問題提起として真摯に向き合う姿勢が好印象。料理系の話も最近食欲が失せてるから以前ほど……と思ってたんだけど、今作では「食べてみたい!」となるものが沢山あったなあ。
  • Hoshiduru
    Hoshiduru
    @lilimoe
    2025年5月27日
    今日は借りたい本リスト(をメモした携帯)を家に忘れてきた……。 図書館でぎゅぎゅっと読書しよ〜と思ったのに全然何も読み進まず、そそくさと帰宅。
  • kino
    kino
    @kino_nnn
    2025年5月12日
    〈ビストロ・パ・マル〉シリーズ第四弾 作品内もコロナ禍やウクライナ侵攻の影響を受けており、当時を思いながら読了。日常の謎が中心で今回も恋愛、仕事に悩む人が謎を抱えて来店してくる。仕事の話なんかは自分も無意識にやっていないだろうか…と思ってしまうようなほんの些細な(やられた方からすれば大きな)トラブルに思わず自分の行いを思い返したり……。
  • かなこ
    @kanako-0814
    2025年4月30日
  • 花春
    花春
    @haru-tuge
    2025年4月17日
    この作者さんの、誰もがもつ繊細さに丁寧に焦点を当てて、料理を通してそこに寄り添う描き方が好きだなあ。 どこの料理?どうしてその料理が愛されているのはこういう歴史があって…の、土地と文化に根付いた料理解説も楽しい。 読んだあとに、その食べ物を食べてみたくなるお料理小説はよいよねえ…。 ビストロ・パ・マルシリーズの4冊目、読みやすいコージー・ミステリーで連作短編集。 表題作の「間の悪いスフレ」と「クスクスのきた道」が、とても良かった…。 差別に対する言語化の難しい恐怖と忌避感、好きなものをそう感じてしまうつらさ、少女の多感とそれをうまく読み取れない父親の対比、どれも「そうだよねえ」と頷かされるリアルさで、でも、その繊細さに寄り添えるひとがいるという希望も提示されていて。とてもよかった…。
  • つき
    @likeadaydream
    2025年3月25日
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