教育は遺伝に勝てるか?
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- 本読みかわうそ@kawauso08212026年6月17日読書日記Audibleで聴読 双子を研究することで行動遺伝学を研究されている安藤 寿康先生の本 初めてこの方の本を読んだけど大変面白かった! 結論としては「遺伝はとても強いので教育の及ぼす影響は微々たるもの」というのが私が読み取れた結論だけれど、子供の教育に悩む身としては少しホッとした 出てくる双子エピソードがとても興味深い 非常に似ている人生を歩む一卵性双生児もいるし、全く違う分野にいても実は物事に対する受け取り方はとても似ている場合などあった 自由度が高い世界になるほど遺伝は発露しやすいことや、(だから最近発達障害や不登校が増えているのかなと思ったり)都会の方が人は「のんべえ」になりやすいなど、きちんとデータを出しながら説明してくれる 面白かったのは別々の親に育てられた一卵性双生児の話。2人とも潔癖症であった 1人がいうには「母がきっちりしている人だったので自分もそういうふうになった」 もう1人がいうには「母があまりにもだらしなかったので反骨精神でそうなった」 どんな親に育てられても結局はパーソナリティの問題なのだなと思った Audibleで聞いたので難しい研究結果などは聞き逃したけれど親としては、子供達に常識的な教育(礼儀作法なども合わせて)を与えて、好きな分野を見つけた場合はなるべくそれをやれる環境を整えてやるくらいはしたい 親は人間として真っ当に生きることが大事
torajiro@torajiro2025年9月1日読み終わった@ 自宅ブルーバックスの『能力はどのように遺伝するのか』に続けての読了。同じテーマを扱っており著者の基本的なメッセージは共通している。 人の能力のほとんどは遺伝由来である。ただし、遺伝的な素質や好みがその人らしく発揮されるためには適切にその人らしく反応できるような環境が重要。またそもそも社会的な能力は特定の遺伝子に個別に対応しているわけではなく、複雑であるので、能力のほとんどが遺伝由来といえるからといって、生まれつきすべてが決まっていると言うように捉えるのは適切ではなく、自分の自分らしさというものを捉える基本として理解していくのが良い、という感じか。 ブルーバックスの方との大きな違いとして、一卵性双生児へのライフヒストリーのインタビュー調査がある。小さい頃から同じように過ごしていても、あるいは別々に過ごしていても、どちらにしても大きな価値観や人生の流れ、経験に共通性が見出せる興味深い聞き書き。遺伝の影響の強さと、一方で個々人の体験や感情の差と、人との出会いも含めた社会的な偶然と、色々なことを考えさせられる。







