ぶらり世界裁判放浪記
11件の記録
まりも@marimomo2025年12月2日読み終わった本はじめは旅行エッセイに裁判所巡りが含まれているだけかな?と読んでいたけど、様々な国・地域で色々な人と出会った著者がふと気がつくステレオタイプや狭い世界での思い込みにこちらもハッとさせられる。特にマサイの村社会での論理が法より優先されるという点、実は日本でも法律はあるが法解釈の道具として「社会通念」や「社会規範」が持ち出されるのは“村社会の論理”と同じでは?というのが考えたこともない視点で新鮮だった。今はロンドンで研究されているそうで、いつかどこかでこの話の先を書いてほしいなと思ってる。
芝生@grass-sbf2025年8月8日読み終わった面白かった。旅行エッセイのような軽さがベースにありながら、弁護士として働いていた筆者による各国の法定や裁判制度、人権の範囲や紛争解決のしくみへの眼差しは誠実で、いろいろなことを考えた。正義の線を引くのは誰なのか?その線が守るのは誰なのか?その線は本当に今も正しいのか?例えば左利きの女である私が、そうであるだけで右利きの人々よりも不浄とされる国で生まれたら?



Ayu@honeeey_ayu2024年9月13日借りてきたかつて読んだ@ 図書館日本の弁護士でもある著者が世界各国の裁判所で傍聴しながら旅をする、と言う視点からの旅行記、冒頭のアフリカ大陸や住んでいたハワイを含むポリネシアの島国の箇所をがっついて読んだ、虎に翼のおかげで裁判や司法に対する解像度が上がって楽しい








