シミズくんとヤマウチくん
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K野@knocano2026年5月29日買った読み終わった感想漫画家の山内尚さんと精神科医でエッセイストの清水えす子さんの共作本。 漫画部分はふたりの生まれた時に割り当てられた性別を反転させた架空のふたり、シミズくんとヤマウチくんの生活を想像した話が描かれる。 この「反転した2人」というのがクィアが親類などに対してパートナーの存在を説明する時に生み出した非実在の存在、という複雑な気持ちになる設定なのだけれど、この本全体は作者のお二人が目指した通りとても可愛くて優しい。 文章のエッセイ部分は実際のお二人の日常だけれど服へのこだわりたっぷりの悲喜交々の様子がなんとも愛らしい。 それでいてハッとする表現もあちこちに散りばめられている。 たとえば「ロールモデル」について。 「皆のためのわかりやすい灯台にならずとも、気まぐれな街燈や民家にあるちぐはぐなシャンデリアや道行く懐っこい鬼火になって両手を広げて届くくらいの範囲でも照らしたら、孤独感と絶望に張り詰めた誰かのまなじりをふっと緩ませることができるかもしれない」 こんなじわっと沁みる言葉がそれこそ街燈のようにぽつぽつ現れる。 読み終えたけれど時折手にとって読み返したくなる大切な一冊になった。




Hinako@Lady_Hinako2025年9月12日読み終わった難しい本ばっかりだと頭疲れるので休憩の為に買った本。クィアカップルの日常を漫画も交えて描くエッセイ。クィアの事よりも彼らが執着している服についての事が頭の中で気になってしまった。自分自身が曖昧な状態や欲求などが満たされていない状態だと、衣服という外側から自分を無意識に作る事(ある意味武装)で安心するし、それが救いになるのかな。と思いました。 私がちょうど、自己肯定感が上がり承認欲求も満たされ、最近は自己開示欲求さえも満たされて満ちに満たされまくってしまってから、普段着る服は着心地が1番じゃない?と言うところに本心で着地してる。周りの目より自分の快適さ優先になってきた昨今、個人的にはいい傾向だと思う。
kawazmuri@Lovetheism_2472025年8月23日読み終わった「性別のあわいを行き来するかわいらしい生き物」って表現がすごくパートナーへの愛にあふれてて好き。あとがきにもあったけど、ほんとに心穏やかに心配せずに読める本だなと思った。 ロリータを着る人のエッセイが入ってることにおどろき。神出鬼没だな!?(よろこび) かれらが書く装いについての文章、超好きだなと思う。










