メルカトル

6件の記録
ま@re_m482026年1月29日読み終わった地図収集館で働く青年リュスの元にメルカトルという人物から手紙が届き、リュスの家に見知らぬ人が次々に訪ねてくる。一見何の関係もなさそうな事件が起こるけど、リュスの過去に関わる真相が明らかになっていく。小洒落ていて、ロマンチックで読み終わったあとは映画を観たような気分になる物語だった。
ぬ井(3匹のペンギン文庫)@omomochiroom2025年3月28日読み終わった"地図や書物のほとんどは、十年に一度あるかないかという出番を待ちつつ、壁面の一部となっていた。背を飾る金箔押しも、はがれ落ちるままになっている。閲覧台で書物をひろげる人の手もとに、ときおりはらはらと黄金の雨が降った。" 架空の街に、一癖も二癖もある登場人物が次々に現れる。建物や服飾、食べ物などディティールの描写もわくわくする。特に序盤の、主人公が働く地図収集館の描写は何度も読み返したくなる美しさ。






