デーミアン

デーミアン
デーミアン
ヘッセ
酒寄進一
光文社
2017年6月13日
13件の記録
  • p198 ここでぼくはふいに鋭い炎のような認識に至った。だれにでも「役割」があるんだ、と。それは選べるものじゃないし、書き換えたり、好き勝手したりしていいものでもない。新しい神々を望むのはまちがいだ。世界になにかを与えようとするなんて、とんでもない独りよがりだ。覚醒した人間にとっての義務は、自己を探求し、自分の形を決め、己の道がどこへ通じていようと敢然と突き進むこと、ただそれだけだったんだ。衝撃だった。 自分を守ってくれる「明るい世界」と人間の醜い部分を感じる「もうひとつの世界」で彷徨ったり、孤独を感じたり、「運命」を受け入れたり、、 主人公の繊細な気持ちをこれほど丁寧に描ける作家は貴重だ。 進路や将来を考えている今の自分には、あらゆる場面が刺さった。とても大切な小説に出会えた。
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2026年1月19日
  • ヘッセがエーミール・シンクレアという仮の名前「彼の中にこの人格が泡沫として存在したかどうかは確証がない)で出版した本。 デーミアンという名前がデーモンを連想させる。善なるものが全てではなく、悪の中にも見出せる神(自身の美意識・価値観として)はあるよなーと共感。 読心術にも興味を持ったし、人間の使命は己に戻ることだと強く感じさせられました。 蝿が顔に留まったとしても、気にも留めない、自分の内奥の声に集中するデーミアンのようになれたらと思いました。
  • あるか
    @akarungo
    2026年1月4日
  • あるか
    @akarungo
    2025年12月29日
  • まさぽん
    まさぽん
    @sae1204
    2025年11月5日
    再読 最初に読んだのは5年以上前になるかな。 きっかけは推しであるBTSのアルバム「Wings」のコンセプトの内の一つだったから。 最初に読んだときも思ったけど、 まぁ、私には難しい。 ただ、少年から青年に成長していく過程の 苦しさや、ジレンマ、もがきは伝わってくる。 それがアルバムとリンクするわけだけど。 そして、その数年後に発売されるアルバムのコンセプトになっている ユング心理学とも繋がっているのも興味深い。 来年、待望の新アルバムが発売されるから ちょっと振り返ってみようと再読。 私の読書は推し活にも繋がっている。
  • Julia
    Julia
    @000book000
    2025年5月24日
  • muu
    muu
    @mu_book_um
    2025年5月8日
    「毎日読みます」でファン・ボルムさんが、どう生きればいいか、そっと教えてくれた本たち、としてあげていた本。 他には、「かみそりの刃」、「ウォールデン 森の生活」、「自由からの逃走」をあげておられた。
  • Ayako
    Ayako
    @aya_rb
    2025年3月29日
  • 7号
    7号
    @nanako-brau
    2025年3月29日
  • CandidE
    CandidE
    @candide_jp
    2025年3月28日
    本作を『車輪の下』とか、ヘッセによくある「ギフテッドの生きづらさ」として普通に読んじゃって、同様にギフテッドである片親の母との複雑な関係、さらにはLGBQを疑われるデミアンが、なんだかとっても可哀想。おお、カインの印。
  • 守護神のような、導き手のような存在のデーミアンと出会い、自己に深く深く分け入る、孤独な道を進んでいくシンクレア。独りを恐れて酒に溺れ、自堕落な共同体に入り浸る日々も。「迸り出る自分の思いそのままに生きようとしただけなのに、なんでそれがこうも難しかったんだろう」という言葉がグサッと刺さった。   しかし人は孤独であると同時に、その孤独は自分だけが味わうものではないのだと思えた。シンクレアがデーミアンやピストーリウス、エヴァ夫人たち「しるし」を持つ者と出会い、自分自身に辿り着くための孤独な道のりを共有し合うその中に、自分も夢中になって入った。“同志”は100年以上も前の本の中にもいたんだと思うと、胸が熱くなる。孤独は悪いことではない、自分の夢や運命を見つけるための大切な時間なのだ。 そして、デーミアンやエヴァ夫人の澱みない言葉の数々が、頁をすり抜けて自分の心の中に吸収されていくような感覚がした。何回読んでも、自分探しの旅のヒントをきっと何度も教えてくれるに違いない。
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